【観ておきたい】アルフレッド・ヒッチコック監督作品おすすめ3選!

7月 21, 2021

 

今回は、アルフレッド・ヒッチコック監督の名作映画をご紹介します。

 

歴史に残る名作映画は、映画ファンのみならず、クリエイティブに関わる人ならぜひ観ておきたいもの!

 

クリエイティブに関わる人に少しでも有益な情報をお届けするため、今回はそんな名作映画を数多く手がけてきた偉大な映画監督アルフレッド・ヒッチコックの作品のなかから、おすすめの3作品をご紹介させていただきます!

 

あなたの映画鑑賞の参考にしていただけたらうれしいです。

ぜひ最後までお読みください!

こんな方におすすめ

  • 面白い映画が観たい方
  • 名作映画から学びたい方

 

【観ておきたい】アルフレッド・ヒッチコック監督作品おすすめ3選!

アルフレッド・ヒッチコック

まずはアルフレッド・ヒッチコック監督について簡単にプロフィールを見ていきましょう。

アルフレッド・ヒッチコック Alfred Hitchcock

1899年8月13日生まれ、イギリス・ロンドン出身。1980年4月29日没。

多くの映画人に多大なる影響を与え続けている映画監督アルフレッド・ヒッチコックは、ロンドンのイーストエンドで鶏肉店を経営する両親のもとに生まれ、電信会社の技術者として働いたのち、映画字幕のデザイナーとして映画業界に入りました。

1923年、『Always Tell Your Wife(原題)』の監督が降板したことから、作品を引き継いで完成させると、1925年に『快楽の園』(日本劇場未公開)で正式に映画監督デビュー。

『三十九夜』『バルカン超特急』など数多くの映画を手がけたのち、『風と共に去りぬ』などで知られるプロデューサー、デビッド・O・セルズニックに招かれて米国へ渡ると、1940年には、ハリウッドでの第1作『レベッカ』第13回アカデミー賞・作品賞を受賞

その後も、『裏窓』『めまい』『北北西に進路を取れ』『サイコ』『鳥』など、数多くの傑作を手がけました。

1980年4月29日、腎不全のため死去。

遺作は、1976年製作の53作目の映画『ヒッチコックのファミリー・プロット』でした。

 

ヒッチコックが手がけた数多くの映画のなかには、もちろん凡作や失敗作もありますが、今回ご紹介する3作品はおそらく誰もが納得する傑作・名作映画なのではないでしょうか。

 

当然、好き・嫌いは分かれるでしょうが、クリエイティブな職業に関わる人すべてにオススメしたい映画ばかりです!

 

そんなわけでここからは、そんなアルフレッド・ヒッチコック監督が手がけた名作映画3選をご紹介していきます!

 

『サイコ』

『サイコ』

最初にご紹介するのは、1960年に公開されたサスペンス・ホラーの名作『サイコ』

出演は、アンソニー・パーキンス、ジャネット・リー、ベラ・マイルズ、ジョン・ギャビン、マーティン・バルサム、など。

あらすじ

不動産会社に勤める女性・マリオン(ジャネット・リー)は、恋人・サム(ジョン・ギャビン)との結婚を望んでいた。

しかし、サムは元妻への慰謝料の支払いに追われ、マリオンとの再婚を渋っていて……。

そんななか、仕事で4万ドルの大金を銀行へ運ぶことになったマリオンは、ふとした出来心からその金を持ち逃げすることに!

サムのもとに向かって車を走らせるマリオンだったが、思いがけない大雨で行手を阻まれてしまう。

仕方なく、偶然見つけた寂れた宿「ベイツ・モーテル」でひと晩を過ごすことになったマリオンは、そこで宿を切り盛りする青年・ノーマン(アンソニー・パーキンス)と出会うのだが……!?

 

『サイコ』

 

おすすめポイント

たとえば、車を運転するマリオンが、大雨のために予定外のモーテルに宿泊することになるシーンだけ取り上げてみても、その演出の手際のよさが素晴らし過ぎます。

盛り上がる音楽、画面外からの音声(マリオンを精神的に追い詰めるようなセリフ)、そして、大雨の映像によってサスペンスの緊迫感をあおりながら、否応なくモーテルに宿泊することになる顛末をあっさり観客に納得させる手腕は、あまりに見事だと言わざるを得ません。

そうして、マリオンはこの物語の本当の主人公であるノーマンと出会うのです……。

 

おっと、未見の方のためにこれ以上のことは言えませんね(笑)

やはり古いモノクロ映画ではありますが、間違いなく映画の面白さを堪能できる一作。

世界的な大ヒット作であり、映画史に残る傑作です。

もの作りに関わりたいと考えている人すべてにオススメの一作!

夏の夜にぴったりなこの怖い映画を、ぜひお楽しみください!

 

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『北北西に進路を取れ』

『北北西に進路を取れ』

続いてご紹介するのは、1959年公開の映画『北北西に進路を取れ』

出演は、ケイリー・グラント、エヴァ・マリー・セイント、ジェームズ・メイソン、ジェシー・ロイス、ランディス、など。

あらすじ

ニューヨークの広告会社で働くロジャー(ケイリー・グラント)は、ある日、「キャプラン」という名前の男と間違えられ、謎の組織から追われるハメに……!

そのうえ、真相を探ろうとしたロジャーは殺人の容疑までかけられることになって……!?

そうして、追手の追跡をかわしながら逃亡することになったロジャーは、シカゴに向かう寝台列車のなかで謎めいた美女・イヴ(エヴァ・マリー・セイント)と知り合うことになるのだが……!?

 

『北北西に進路を取れ』

 

おすすめポイント

ニューヨークからシカゴ、サウスダコタへと舞台を移しながら、次から次へと展開していく物語は、まさにサスペンス映画のお手本といえるもの。

数多くの映画を手がけたヒッチコックの作品のなかでも、とくに評価が高い傑作映画です!

有名なのは、とうもろこし畑の一本道でケイリー・グラントが飛行機に襲われるシーンですが、やはりそれだけではなく冒頭からクライマックスのラシュモア山のシーンまで見どころたっぷりな映画ファン必見の一作!

 

主人公が予期せぬ事件に巻き込まれるという「巻き込まれ型サスペンス」の名作で、僕も大好きな一本!

とても面白くて、つい何度も見直したくなる魅力がある映画です。

脚本家になりたい方にはとくにオススメしたいヒッチコックの代表作です!

 

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『めまい』

『めまい』

最後にご紹介するのは、1958年公開の映画『めまい』

出演は、ジェームズ・スチュワート、キム・ノヴァク、バーバラ・ベル・ゲデス、トム・ヘルモア、など。

あらすじ

刑事のジョン・ファーガソン(ジェームズ・スチュワート)は、犯人の追跡中に同僚を死なせてしまったショックから高所恐怖症によるめまいに襲われるようになり、警察を辞めた。

そんなある日、旧友・エルスター(トム・ヘルモア)が現れて、妻・マデリン(キム・ノヴァク)の尾行をして欲しいと頼まれる……。

「マデリンは曾祖母の亡霊にとり憑かれて、不審な行動を繰り返している」というのだ。

そうして、ジョンはマデリンの尾行を開始することになるが……そんなとき! ジョンの目の前で、突然マデリンは海に身を投げて自殺をしようとして……!?

 

『めまい』

 

 

おすすめポイント

幽霊にとり憑かれた謎めいた女と、その女に惹かれていく中年男……単純な「尾行」の依頼のはずが、事態は思いがけない展開へとなだれ込んでいく……。

鑑賞自体がまさに「めまい」のような体験となる本作は、熱心な映画ファンからも高く評価されている(ちょっと異様な)傑作です!

二役を演じたヒロイン、キム・ノヴァクのなんとも形容詞しがたい存在感も本作の大きな見どころのひとつですが、それも含めて、なんだか「観てはいけないものを観てしまった」ような感覚を覚える作品でもあります。

 

わかりやすく笑えたり泣けたりする映画以外は興味がないという方にはオススメしませんが……映画の魅力を存分に味わいたい方にはぜひ味わっていただきたい一作。

作品に散りばめられたさまざまな撮影技術とともに、人間の愚かさ、恐ろしさを堪能できる必見映画です!

 

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『めまい』

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回は、数多くの名作映画を手がけてきた偉大な映画監督アルフレッド・ヒッチコックの作品のなかから、おすすめの3作品をご紹介させていただきました。

 

定番の名作映画は、あまりに有名なシーン(一場面)だけが語り継がれてしまって、意外と最初から最後までしっかり観たことがないという方も多いのではないでしょうか。

けれど、たとえば『サイコ』も有名なバスルームの惨劇シーンだけでなく、全編にわたって見どころたっぷりのまさしく名作・必見作です。

 

ヒッチコックはサスペンス映画を多く手がけた名匠なので、古いモノクロ映画は観なれていないという若い方でも間違いなく楽しめるはず!

クリエイティブな仕事がしたいと考えている方は、ぜひこの機会にヒッチコックの名作映画をご堪能ください!

 

おすすめ!

 

というわけで、今回は以上「【観ておきたい】アルフレッド・ヒッチコック監督作品おすすめ3選!」でした!

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

それではまた!

 

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