「麻薬」と認定されているものが原因で逮捕される芸能人って、けっこう多い印象ですよね。
でも、どうして芸能人は「麻薬」に手を出しちゃうんでしょうか?
ていうか、「大麻」ってどれくらいの危険性があるんでしょうか?
というわけで、今回はそんな「麻薬」と「大麻」について書いてみたいと思います!
こんな方におすすめ
- 麻薬・大麻について知りたい方
- 大麻の危険性について知りたい方
どうして芸能人は大麻で逮捕されるのか?【大麻草の危険性とは?】
芸能人が「麻薬」の所持・使用で逮捕されることがあると、当然大きく報道されます。
そんななか、近年「大麻取締法違反」で逮捕された芸能人は、以下のとおり。
田口淳之介(アイドルグループ『KAT-TUN』元メンバー)2019年
小嶺麗奈(女優)2019年
田中聖(アイドルグループ『KAT-TUN』元メンバー)2017年
高樹沙耶(女優)2016年
もっと以前には、こんな方々も逮捕されています。
井上陽水(ミュージシャン)1977年
研ナオコ(歌手・タレント)1977年
内田裕也(ミュージシャン)1977年
萩原健一(俳優・歌手)1983年
長渕剛(ミュージシャン)1995年
こういった、とても有名・人気な芸能人の方々が逮捕され、大々的に報道されるという状況が大きく影響したということもあるのでしょうか、
日本では「大麻は、ダメ! 絶対!」という風潮が強いですね。
そりゃそうですよね。
「ダメ」なんだと思います。
それはそうなんですが、ちょっと疑問に感じる部分もあります。
それは……
そもそも、大麻のことをよく知らない!
ということです。
大麻ってなに?
僕もそうですが、普段の生活で「麻薬」ってまるで無縁のものなので、そもそも知識が入ってこないですよね?
ですので、積極的に学ぼうとしない限り、
という方も、案外多いのではないかと思います。
覚醒剤
ヘロイン
コカイン
LSD
MDMA
大麻
こういった「麻薬」それぞれの違いを正しく語れますか?
というわけで!
良い機会なので、広辞苑の解説やウィキペディアなどを参考にして、それぞれの特徴をざっくりまとめてみました。
ご覧ください!
「麻薬」の種類と特徴
覚醒剤
中枢神経系を興奮させ、睡気を抑える精神刺激薬。
俗にシャブ、スピード、エス、アイスなどと呼ばれる。
粉末状では白色、結晶状では無色透明。
常用すると習慣性となり中毒をおこすため、その製造・販売・所持などは法律で規制されている。
また近年では、他の興奮・覚醒薬を混ぜて着色されたもの(ヤーバー、ストロベリー・クイック、ピンクパンサーなど)が若い世代でも遊び感覚で手を出しやすい状況になっているといいます。
ヘロイン
アヘンに含まれるモルヒネから作られる麻薬のひとつ。
鎮痛作用はモルヒネの4〜8倍強いが、陶酔作用・依存性も共に強い。
麻薬取締法により製造・所持・使用のすべてが厳禁されている。
強烈な多幸感をもたらす「最強・最悪の麻薬」といわれている。
コカイン
コカの葉に含まれるアルカロイド(植物内の複雑な塩基性有機化合物の総称)。
無色無臭の結晶。
粘膜に対して強い局所麻酔作用を持つ。
体内に吸収されると急性中毒を起こし、めまい・悪心・幻覚・幻聴を来す。
慢性中毒では、食欲不振・不眠・精神障害を呈する。
麻薬取締法で規制されている。
LSD
幻覚剤。
服用すると幻想・幻覚が顕著。脳内の神経伝達物質セロトニンの作用を抑える。
無色・無臭・無味で、極めて微量で効果を持つ。
俗に、アシッド、エル、ドッツ、パープルヘイズ、ブルーヘブンなどと呼ばれる。
麻薬取締法で規制されている。
MDMA
アンフェタミンと類似した化学構造を持つ化合物。
常温では白色の結晶、または粉末。
俗にエクスタシー、バツなどと呼ばれる。
脳内のセロトニンを過剰放出させ、多幸感・共感作用をもたらす。
麻薬取締法で規制されている。
大麻
アサから製した麻薬。
アサの葉を乾燥させたものを「マリファナ」、花序からとったもの・樹脂を経口的に摂取する場合を「ガンジャ」「ブハン」、雌株の花序と上部の葉から分泌される樹脂を粉にしたもの・アサの花冠を喫煙する場合を「ハシシュ(ハッシッシ)」といい、総称して「大麻」という。
喫煙すると、多幸感・開放感があり、幻覚・妄想・興奮を来す。
含有される化学物質カンナビノイド(約400種類の合成物のひとつ)にはさまざまな薬理作用があり、嗜好品や医薬品として用いられる。
英語圏では、学術語で「カンナビス」、一般的には「マリファナ」と呼ばれ、俗にウィード、ポット、グラス、グリーン、ドープなどと呼ばれることもある。
麻薬取締法で規制されている。
いかがでしょうか?
なんとなく、それぞれの違いがわかっていただけたのではないかと思います。
芸能人が大麻で逮捕される理由は?
さて、上記に挙げたさまざまな「麻薬」は、当然法律で禁止されているわけですから……
というのが、ごくごくフツーの人の態度だと思います。
それは、芸能人だろうが、政治家だろうが、お金持ちだろうが、同じです。
そして、それと同じように、誰もが知っている芸能人であっても、私たちと同じように小さなことにクヨクヨしたり、たまにはお酒を飲んでハメを外したり……そういったさまざまな面を持ったフツーの人間です。
ですから、「芸能人だから(麻薬を使用した)特別な理由がある」ということは無いと思いますし、そこに過度に理由を求めることは、とくに意味がないんじゃないかと僕は思います。
その一方で、自分が体験したことがないからこそ、気になることがあります。
それが……
「大麻」って、実際にはどれくらい危険なものなの?
ということです。
大麻は本当に危険なのか?
あらためて、大麻の特徴を確認してみます。
大麻
喫煙すると、多幸感・開放感があり、幻覚・妄想・興奮を来す。
含有される化学物質カンナビノイドにはさまざまな薬理作用があり、嗜好品や医薬品として用いられる。
大麻の効能としては、「多幸感」「開放感」という特徴があり、「幻覚」「妄想」「興奮」をもたらす、というわけです。
では、ここで「酒」と「喫煙」についても、同様に特徴を見てみたいと思います。
(いずれもウィキペディアの情報を簡単にまとめたものです)
「酒」と「喫煙」の特徴
酒
抑制作用があり、飲むと酩酊を起こす。
最古から存在する向精神薬のひとつで、快楽を得る目的で消費される。
少量では「比較的害がない」あるいは「有用である」と広く認知されている。
また、ストレス解消、コミュニケーションの円滑化、疲労回復などの効用がある一方、脳を萎縮させ、時には違法薬物を上回るほど有害。
一度に大量に摂取すると、酔い・泥酔の状態になり、恒久的な健康被害や死をもたらす(アルコール依存症や急性アルコール中毒)。
喫煙(たばこの喫煙)
タバコの葉を加工した嗜好品に火をつけて、燃焼ガスと煙を吸引し、ニコチンを摂取する行為。
摂取時に、一時的に快の感覚や覚醒作用を得られる一方、ニコチンは極めて強い依存性を持つ。
喫煙は癌の原因になるほか、多くの有害物質が含まれているため、中毒性、心臓病などのリスクを向上させる。
酒には、「脳を萎縮させ、時には違法薬物を上回るほど有害」で「アルコール依存症・急性アルコール中毒」を引き起こす可能性があり、
喫煙には、「一時的に快の感覚や覚醒作用を得られる」一方で、「中毒性、発癌性、心臓病」のリスクがあるということですね。
上記の解説だけでは、恣意的だと思われても仕方ない部分はありますが……
どうも僕には、「酒」「タバコ」「大麻」それぞれの「危険度」に、大きな違いがあるようには感じられないのですが、あなたはいかがですか?
よくわかりません……。
「酒」「タバコ」「大麻」……いったい、その「危険度」はどのように比較され、法律に反映されているのでしょうか?
大麻がどんどん合法化されている?
ところで、ここまで見てきた「大麻」ですが、日本では「麻薬」「危険なドラッグ」として認知され、芸能人の逮捕が大きく報道される一方で……
世界的には、「大麻がどんどん合法化されている」という状況にあることを、あなたは知っているでしょうか?
世界的に「大麻が合法化されている」とは、一体どういうことなのでしょうか?
そんな疑問に答えてくれる書籍があるので、ぜひご紹介したいと思います!
それが……
『真面目にマリファナの話をしよう』(著:佐久間裕美子)
です!
大麻(マリファナ)をめぐって、世界ではいまなにが起こっているのか?
そんなことを知りたい方には、ぴったりのおすすめ書籍です!
というわけで、ここから『真面目にマリファナの話をしよう』(著:佐久間裕美子)のご紹介をしていきたいと思ったのですが……
このまま続けると少し長くなりそうなので、詳しいご紹介は次回記事とさせていただきます!
つづきは下記の記事へ!
まとめ
はい、今回は少し中途半端な終わり方になってしまいましたが……
最後にひとつ余談(映画のご紹介)です。
小嶺麗奈さんのデビュー映画『水の中の八月』は、石井聰亙監督が10年ぶりに手がけた映画『エンジェル・ダスト』に続く新作映画ということもあって大きな話題になりましたが、主演・小嶺麗奈さんの美しさと存在感に多くの観客が魅了された作品だったと記憶しています。
ご興味ある方は、ぜひご覧ください!
というわけで、今回は以上「どうして芸能人は大麻で逮捕されるのか?【大麻草の危険性とは?】」でした!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それではまた。
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