映画の「市場規模」は? 「映画の父」といえば?【映画・エンタメをクイズで勉強②】

映画の「市場規模」は? 「映画の父」といえば?【映画・エンタメをクイズで勉強②】

 

今回も、「俳優になりたい人」「映画・エンタメ業界で働きたい人」に向けて、「映画の基礎知識」を書かせていただきます。

 

前回の記事はコチラへ!

 

クイズ形式で、楽しく学んでいきましょう!

少しでも役立つ記事になっていたらうれしいです。

それでは、お楽しみください!

こんな方におすすめ

  • 俳優になりたい方
  • 映画・エンタメ業界で働きたい方
  • 映画について学びたい方

 

映画の「市場規模」は? 「映画の父」といえば?【映画・エンタメをクイズで勉強②】

今回のクイズは全3問です。

Q1:映画の「市場規模」は?

Q2:日本で最初の、本格的な映画監督といえば誰?

Q3:「映画の父」と呼ばれる映画監督といえば?

 

さっそく、第1問目から見ていきましょう!

 

Q1 映画の市場規模

映画の「市場規模」は? 「映画の父」といえば?【映画・エンタメをクイズで勉強②】

 

最初のクイズはこちらです!

 

Q1:映画の「市場規模」は?

 

その業界について理解するためには、「市場規模」の大きさを把握することも大切ですよね。

 

というわけで、さっそく解答を見てみましょう。

 

 

 

Answer

2022年の日本の映画興行収入(市場規模)は、2,130億円でした。

 

なお、興行収入1位の邦画は『ONE PIECE FILM RED』で197億円洋画1位は『トップガン マーヴェリック』で1357,000万円でした。

ちなみに、世界の興行収入の合算は213億ドル(2兆7,600万円)

 

国別の興行収入ランキング・TOP5は以下のとおりです。

 

国別の興行収入ランキング

1 中国  約73億ドル(約9,000億円)
2 北米(米国・カナダ)  約45億ドル(約5,800億円)
3 日本  2,130億円
4 英国  約8億ドル(約1,000億円)
5 フランス  約8億ドル(約1,000億円)

 

ついでに、(恣意的なチョイスですが)異業種との市場規模(国内)比較も見てみましょう。

(それぞれネットで簡易的に調べた情報なので、おおよその金額だとご理解ください)

 

市場規模比較(国内)

レトルトカレーの市場規模  932億円
映画の市場規模(興行収入)  2,130億円
メンズ用インナーウェア(下着)の市場規模  2,300億円
炭酸飲料の市場規模  5,767億円
靴・履物の市場規模  11,000億円
書籍・雑誌出版(紙・電子)の市場規模  16,305億円
インターネット広告の市場規模  3912億円
生命保険の市場規模  33兆円
自動車業界の市場規模  639,667億円

 

なんとなく映画業界の大きさが把握できるのではないかと思いますが、いかがでしょうか?

 

こんなふうに、社会全体を見回して「市場規模」から映画業界を見てみるのも面白いですよね!

 

Q2 日本で最初の映画監督

映画の「市場規模」は? 「映画の父」といえば?【映画・エンタメをクイズで勉強②】

 

続いて、第2問です!

 

Q2:日本で最初の、本格的な映画監督といえば誰?

 

映画の歴史は、約130年。

いまでこそ数多くの映画監督が活躍していますが……130年の歴史のなかで、「日本で最初の映画監督」と考えられるのは誰なのでしょうか?

 

では、解答を見てみましょう。

 

 

 

Answer

牧野 省三(まきの・しょうぞう|1878年~1929年)

牧野省三

 

日本で最初の職業的映画監督といわれる牧野省三は、1908年、横田商会に依頼されて最初の作品『本能寺合戦』を撮りました。

それから数多くの映画を手がけ、生涯で300本以上の映画を製作しました。

 

なお、当時(1900年初頭)は、映画が社会のなかで占める地位は低いものでした。

と同時に、映画の興行に際しては、土地のヤクザが絡むことも珍しくなかったといいます。

日本映画は、子供と労働者を中心とした大衆の娯楽だったのです。

 

ちなみに、牧野省三の長男は、同じく映画監督で日本映画の黄金時代を築いたマキノ雅弘(まきの・まさひろ|1908年~1993年)

また、牧野省三の孫(マキノ雅弘の甥)は、俳優の長門裕之(ながと・ひろゆき|1934年~2011年)と、津川雅彦(つがわ・まさひこ|1940年~2018年)です。

 

長門裕之・津川雅彦

 

映画監督に注目して、その監督の作品を連続で観ていくのも面白いですよね!

みなさんもぜひ、お気に入りの映画監督を探してみてください!

 

Q3 映画の父

映画の「市場規模」は? 「映画の父」といえば?【映画・エンタメをクイズで勉強②】

 

では、第3問目です!

 

Q3:「映画の父」と呼ばれる映画監督といえば?

 

続いて、「映画監督」に関してのクイズです。

 

いまでは「あたりまえ」のように考えられている映像制作・映画制作におけるさまざまな「技法」を生み出したのが、「映画の父」と呼ばれるこの映画監督です。

さて、それは誰でしょうか?

 

解答を見てみましょう。

 

 

 

Answer

D・W・グリフィス(デイヴィッド・ワーク・グリフィス|1875年~1948年)

D・W・グリフィス

 

D・W・グリフィスは、アメリカ・ケンタッキー州クレスウッド出身。

地方劇団で俳優として活動していたグリフィスは、(当時は演劇より数段低いものと軽蔑されていた)映画業界に生活費を稼ぐために30代で飛び込みました。

そうして、脚本家として働くようになったグリフィスはやがて映画監督へ

数多くの作品を手がけるなかで、「クローズ・アップ」「クロス・カッティング」「フェイドイン・フェイドアウト」「カットバック」など数多くの映画技法を生み出したと言われています。

 

そんなグリフィスが40歳のときに作り上げたのが『国民の創生(國民の創生)(1915年)

 

南北戦争を題材に、それ以前の映画では考えられなかった壮大なスケールで描いた人間ドラマです。

 

2時間という上映時間や、本格的なオーケストラ伴奏がついたことなど、革新的な作品として公開された『国民の創生』ロングラン上映の大ヒットを記録

この作品のおかげで、「映画」は労働者階級だけでなく中流階級をその観客に取り込み、高収益の産業へと変貌したのでした。

(とはいえ、人種差別を含むその内容については当時から非難も大きかったようです)

 

『国民の創生』

『国民の創生』

 

100年前に作られた映画……という歴史を感じながら、古い映画を鑑賞するのも面白いですよね!

 

 

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は、「俳優になりたい人」「映画・エンタメ業界で働きたい人」に向けて、「映画の基礎知識」をクイズ形式で3問、お楽しみいただきました!

 

こんな感じで、楽しみながら学んでいける記事も続けて更新していけるように考えていきたいと思います!

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というわけで、今回は以上「映画の「市場規模」は? 「映画の父」といえば?【映画・エンタメをクイズで勉強②】」でした!

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

それではまた。

 

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