みなさん、フランソワ・オゾン監督の映画はご覧になったことがあるでしょうか?
映画ファンにはおなじみの映画監督ですが、あまりヨーロッパの映画をご覧にならない方にとっては耳なじみのない名前かもしれません。
というわけで!
今回は、フランソワ・オゾン監督作品のなかから、おすすめ5選をご紹介させていただきます!
【フランス映画】フランソワ・オゾン監督作品おすすめ5選!
まずは、フランソワ・オゾン監督のプロフィールについて簡単に触れておきましょう。
フランソワ・オゾンは、1967年11月15日生まれ、フランス・パリ出身の映画監督・脚本家です。
短編映画の制作からキャリアをスタートさせ、1997年に『海をみる』で長編映画監督デビュー。
仏セザール賞にノミネートされたシャーロット・ランプリング主演の映画『まぼろし』で国際的な注目を浴びると、その後は、ダニエル・ダリュー、カトリーヌ・ドヌーブ、イザベル・ユペールなどフランスを代表する女優が勢揃いした『8人の女たち』や、『スイミング・プール』『ふたりの5つの分かれ路』『エンジェル』など、話題作を精力的に制作し続けています。
毎作品、とても刺激的なモチーフを映画化しているフランソワ・オゾン監督。
同性愛を扱った作品も多くあるのは、ゲイであることを公表しているフランソワ・オゾン監督ならではです。
それでは、おすすめ映画を順番に見ていきましょう!
『2重螺旋の恋人』
最初にご紹介するのは、2018年に公開された映画『2重螺旋の恋人』。
出演は、マリーヌ・ヴァクト、ジェレミー・レニエ、ジャクリーン・ビセット、など。
あらすじ
原因不明の腹痛に悩まされたクロエは、精神分析医ポールのカウンセリングを受けることに……。
やがて、痛みから解放されたクロエは、ポールと恋に落ち一緒に暮らし始める。
ところがそんなある日、クロエは、ポールと瓜二つの男・ルイと出会って……!?
おすすめポイント
禁断の関係にのめり込んでいく女性の姿を、官能的に描いたサスペンス映画。
心理的なサスペンスを描くのがフランソワ・オゾン監督の大きな特徴ですが、その特徴が大いに発揮された秀作です。
一人二役を演じたジェレミー・レニエも、とても魅力的!
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『17歳』
続いては、2014年に公開された映画『17歳』。
出演は、マリーヌ・ヴァクト、ジェラルディン・ペラス、フレデリック・ピエロ、ファンタン・ラバ、ヨハン・レイセン、シャーロット・ランプリング、など。
あらすじ
名門高校に通い、何不自由ない暮らしをしている17歳の少女イザベル。
バカンスで訪れたビーチで初体験を済ませたイザベルは、やがて不特定多数の男たちを相手に売春をするようになって……!?
おすすめポイント
センセーショナルな題材を、静かなトーンで描いた本作。
「少女」と「大人の女性」の間にある主人公の繊細な姿に、強く惹かれる青春映画です。
『2重螺旋の恋人』の主演女優マリーヌ・ヴァクトが、本作では儚い10代の主人公を演じています。
出番は短いですが、シャーロット・ランプリングの出演シーンも見どころのひとつ!
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『危険なプロット』
次にご紹介するのは、2013年に公開された映画『危険なプロット』。
出演は、ファブリス・ルキーニ、クリスティン・スコット・トーマス、エマニュエル・セニエ、エルンスト・ウンハウワー、ドゥニ・メノーシェ、など。
あらすじ
ある日、高校教師のジェルマンは、男子生徒クロードが書いた作文に目をとめる。
それは、クラスメイトのラファエルとその家族の姿を皮肉に綴ったものだった……。
クロードの才能に惹きつけられたジェルマンは、やがてクロードに小説の書き方を指導することになるのだが……!?
おすすめポイント
文才に恵まれた少年と、その少年に翻弄される高校教師の姿を描いた本作もまた、フランソワ・オゾン監督の得意な心理的なサスペンスを存分に楽しめる内容です。
美しい少年のふるまいに右往左往する大人たちの姿は、悲劇でもあり喜劇でもあるのかもしれません。
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『ぼくを葬る』
続いては、2006年に公開された映画『ぼくを葬る』。
出演は、メルヴィル・プポー、ジャンヌ・モロー、バレリア・ブルーニ・テデスキ、など。
あらすじ
31歳のフォトグラファー・ロマンは、ある日突然、「ガンで余命3ヶ月」だと宣告された……。
化学療法を拒んだロマンは、家族や恋人にも病気のことを告げず、ひとりきりで死を受け入れる決意をすることに……。
ところがそんなとき、ロマンは子供ができない女性・ジャニィと知り合って……!?
おすすめポイント
「死」をとおして、ストレートに「生きる意味」を問いかける青春映画。
普段あまり映画をご覧にならない方でも、比較的観やすい作品だと思います。
余命宣告される主人公を演じたメルヴィル・プポーと、大女優ジャンヌ・モローの共演も見どころのひとつ!
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『スイミング・プール』
最後にご紹介するのは、2004年に公開された『スイミング・プール』。
出演は、シャーロット・ランプリング、リュディヴィーヌ・サニエ、チャールズ・ダンス、マルク・ファヨール、ジャン=マリー・ラムール、など。
あらすじ
人気作家のサラは、新作小説を書くため、出版社の社長ジョンが所有する南仏の別荘へやって来た。
自然に囲まれた環境のなか、ようやく執筆が捗りはじめるサラだったが、そんなとき、ジョンの娘・ジュリーが別荘に現れる……。
サラは、自由奔放にふるまうジュリーに辟易しながらも、やがてその魅力に惹かれていって……!?
おすすめポイント
公開当時、ベテラン女優シャーロット・ランプリングと若手女優リュディヴィーヌ・サニエの共演が大きな話題となった一作。
僕もこの作品をきっかけに、リュディヴィーヌ・サニエが大好きな女優さんのひとりになりました。
映画自体もなんとも魅力的で、偏愛しています。
おすすめ!
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まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は、フランスの人気映画監督フランソワ・オゾンがこれまでに手がけてきた作品のなかから、おすすめ映画5選をご紹介させていただきました!
おすすめ!
というわけで、今回は以上「【フランス映画】フランソワ・オゾン監督作品おすすめ5選!」でした!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
それではまた。
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