映画『あのこは貴族』|注目の映画監督・岨手由貴子【配信あり】

2月 8, 2022

映画『あのこは貴族』|注目の映画監督・岨手由貴子【配信あり】

 

2021年に公開された映画『あのこは貴族』、みなさんもうご覧になられたでしょうか?

 

人気作家・山内マリコさんの同名小説を原作に、注目の映画監督・岨手由貴子(そで・ゆきこ)さんが手がけた良作映画です!

 

主演の門脇麦さん・水原希子さんがとても魅力的で、すごく良い映画なんです!

 

というわけで、今回は映画『あのこは貴族』と合わせて、おすすめ映画2作品をご紹介させていただきます!

ぜひ最後までお読みください。

こんな方におすすめ

  • 面白い映画が観たい方
  • 20代女性の生き方・恋愛・結婚に関する葛藤を描いた物語が観たい方
  • 映画選びで失敗したくない方

 

映画『あのこは貴族』|注目の映画監督・岨手由貴子【配信あり】

まずは、岨手由貴子監督のプロフィールから簡単に見てきましょう。

 

岨手由貴子 監督

岨手由貴子(そで・ゆきこ)さんは、1983年長野県生まれの脚本家・映画監督。

大学在学中の2003年より ENBUゼミナールで篠原哲雄監督に指導を受ける。

同校で制作した短編映画『コスプレイヤー』水戸短編映像祭、 ぴあフィルムフェスティバルに入選

2008年には長編映画『マイムマイム』が、ぴあフィルムフェスティバルで準グランプリ&エンタテインメント賞を受賞。バンクーバー国際映画祭、香港アジア映画祭など国内外の映画祭で上映された。

2015年に、映画『グッド・ストライプス』で商業映画デビュー。同作で、新藤兼人賞を受賞

最新作は、2021年公開の映画『あのこは貴族』(門脇麦・水原希子主演)

関連サイト

 

続いて、今回のおすすめ映画を順番にご紹介していきます!

 

『あのこは貴族』

『あのこは貴族』

まずは、2021年に公開された映画『あのこは貴族』

出演は、門脇麦、水原希子、高良健吾、石橋静河、山下リオ、山中崇、高橋ひとみ、津嘉山正種、銀枌蝶、など。

あらすじ

東京の高級住宅地で生まれ育った華子(門脇麦)は、婚約者にフラれたことで初めて人生の岐路に立たされた。

そんなある日、華子はハンサムで家柄も良い弁護士・幸一郎(高良健吾)と出会って恋におちる……。

ところが、やがて幸一郎には親密な関係の女性がいることが判明!

それは、華子とはまるで違う、富山県で生まれ育ち大学進学とともに上京した美紀(水原希子)という女性で……⁉︎

 

 

おすすめポイント

都会で生きる女性の生き方を、さまざまなキャラクターをとおして考察していく本作。

世間知らずでなんだか頼りないお嬢様を演じた門脇麦さんと、地方出身でヘビーな状況のなかを必死に自力で生き抜いてきた女性を演じた水原希子さん……もちろんふたりとも魅力のある俳優さんですが、本作はこれまで以上にそれぞれの個性が鮮やかに発揮されたものになっていて感激しました

岨手由貴子監督のきめ細やかな演出のたまものですね。すごい!

 

長野県出身の岨手由貴子監督は、結婚・出産を機に2017年に東京から石川県・金沢市へと移住……そんな監督自身の経緯やそこから生まれた実感が、きっとこの原作小説に惹かれ、さらに鮮やかな演出へと繋がっていった大きな要因なのでしょうね。

 

その辺りの経緯にもご興味がある方は、下記のインタビュー記事をご覧ください。

 

岨手由貴子監督のインタビュー記事

 

映画『あのこは貴族』の評価は?

門脇麦・水原希子主演『あのこは貴族』|注目の映画監督・岨手由貴子

 

本作の評価は上々です。

国内最大級の映画・ドラマ・アニメのレビューサービス「Filmarks(フィルマークス)でも、さまざまな立場の観客から多くの共感を呼んで星4つの高評価を得ています!

 

とくに20代女性の方々におすすめの一作です!

まだご覧になっていない方は、ぜひこの機会にお楽しみください!

 

映画を観る

 

 

『細雪』

『細雪』

続いては、『あのこは貴族』に多大なる影響を与えていると思われる一作として、文豪・谷崎潤一郎の同名小説を映画化した『細雪』をご紹介させていただきます!

『細雪』は何度か映画化されていますが、今回は市川崑監督が手がけた1983年公開作をご紹介します。

出演は、岸惠子、佐久間良子、吉永小百合、古手川祐子、伊丹十三、石坂浩二、岸部一徳、白石加代子、細川俊之、など。

あらすじ

昭和13年・春──。

大阪船場の旧家・蒔岡家の四姉妹、長女・鶴子(岸惠子)、次女・幸子(佐久間良子)、三女・雪子(吉永小百合)、四女・妙子(古手川祐子)

5年前に妙子が起こした駆け落ち騒動を発端に、いまもわだかまりを残す蒔岡家だが、もっぱらの話題は、三女・雪子の縁談。

けれど、雪子は何人もの男性とお見合いを繰り返しながらも、気にいる相手がいないと結婚に踏み切ることができなくて……⁉︎

 

 

『細雪』

 

おすすめポイント

文豪・谷崎潤一郎が描いたまぎれもない傑作小説『細雪』を、市川崑監督がテンポ良く鮮やかに描いた本作。

僕は大好きな一作です!

(『あのこは貴族』の原作者)山内マリコさん自身も、下記の記事で語られていますが、なかなか結婚に踏みきらない三女・雪子を演じた吉永小百合さんがなんともいえず魅力的!

四季折々の風物を絡めながら描かれる物語の豊かさは、見どころたっぷりで贅沢な気分にさせられること間違いなし!

関連サイト

 

原作小説も贅沢な気分に満たされながらいつまでも読んでいたいと思わされる大傑作!

衝撃的なラスト(下ネタ)がたまりません!

映画・小説どちらもおすすめです!

 

映画を観る

 

『グッド・ストライプス』

『グッド・ストライプス』

最後にご紹介するのは、2015年に公開された岨手由貴子監督の前作『グッド・ストライプス』

出演は、菊池亜希子、中島歩、臼田あさ美、井端珠里、相楽樹、中村優子、杏子、うじきつよし、など。

あらすじ

交際4年目の緑(菊池亜希子)と真生(中島歩)は、マンネリ状態。

ともに28歳という年齢もあり、別れることも考えていたふたりだったが、そんなある日、緑の妊娠が発覚!

行きがかり上、ふたりは結婚することを決意するものの、一緒に暮らしはじめても些細なことで揉めてばかりで……⁉︎

 

 

おすすめポイント

アラサー女性の生き方と結婚をモチーフに、ささやかな心の機微を丁寧に描いた本作。

なぜかいつも不機嫌そうな主人公を演じる菊池亜希子さんと、ぼんやりした頼りない青年を演じる中島歩さん、巷の「ベストカップル賞」には決して選ばれそうにない(相性がいいんだか悪いんだかわからない)ふたりのキャラクターが、なんともいえず魅力的な作品です。

そして、そんなキャラクターの魅力を引き出しているのは……岨手由貴子監督が自ら手がけた脚本のなにげないセリフのやりとりが本当に素晴らしいから!

単にナチュラルな会話ではなく、時折ドキリとさせられたりハッとさせられたりクスッと笑えたり、リアリティさにちゃんと辛辣さやユーモアが込められているのがいいんですよね。

大好きな一作です!

 

映画ファンも楽しめるけれど、けっして敷居は高くない「恋愛映画」……というのが、日本映画にはとても少ないと思っているのですが、本作はそんな稀有な一本です。

ぜひたくさんの方にご覧いただきたいおすすめ映画です!

 

映画を観る

>> Amazonプライムで『グッド・ストライプス』を観る

現在(2023年8月)U-NEXTで『グッド・ストライプス』の配信はありません。

 

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は、注目の映画監督・岨手由貴子さんが手がけた映画『あのこは貴族』などおすすめ映画3作品をご紹介させていただきました!

 

年に12本しか映画を観ないという方に向けて、素直におすすめできる日本映画というのは案外多くないんですが(苦笑)

今回ご紹介した3作品は、そんな方にも素直におすすめしたいと思える、僕も大好きな映画ばかりです。

機会があれば、ぜひご覧になってみてください!

 

おすすめ!

 

というわけで、今回は以上「映画『あのこは貴族』|注目の映画監督・岨手由貴子【配信あり】」でした!

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

それではまた!

 

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