今回はそんな方に向けて、岩井俊二監督作品をまとめてご紹介します!
こんな方におすすめ
- 岩井俊二監督の作品が観たい方
- 面白い日本映画が観たい方
- 満足度の高い映画鑑賞がしたい方
岩井俊二監督作品まとめ|『ラブレター』ほか【日本映画・おすすめ】
まずは、今回ご紹介する岩井俊二監督のプロフィールから見ていきましょう。
岩井俊二(いわい・しゅんじ)
1963年1月24日生まれ、宮城県・仙台市出身。
大学時代より映画制作をはじめる。
1991年に、テレビドラマ『見知らぬ我が子』で初演出。
1993年には、テレビドラマ『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』で日本映画監督協会・新人賞を受賞。
1994年には、映画『Undo』が、ベルリン国際映画祭でNETPAC賞を受賞。
また、1995年公開の映画『Love Letter』は日本国内外で大ヒットを記録した。
その後も、『スワロウテイル』『リリィ・シュシュのすべて』『花とアリス』など話題作を多く手がける。
2010年公開のオムニバス映画『ニューヨーク、アイラブユー』で初めての海外製作作品を手がけると、2012年にはカナダを舞台にした全編英語作品『ヴァンパイア』を公開。
2020年には中国で製作した『チィファの手紙』を公開するなど世界的な活躍を続けている。
その他、ドキュメンタリー作品やプロデュース作品も数多く手がけている。
関連
それでは、それぞれの作品内容を順番に見ていきましょう!
『打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?』
まずは、テレビドラマとして初めて日本映画監督協会・新人賞を受賞する快挙を成し遂げた岩井俊二監督の出世作『打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?』。
出演は、奥菜恵、山崎裕太、麻木久仁子、石井苗子、など。
あらすじ
小学校最後の夏休み、プールの掃除当番ため登校していた典道、祐介、なずな。
祐介と典道は、「勝ったほうが、なずなに告白する」と約束して水泳の競争を行うことになるのだが……!?
おすすめポイント
子供時代の夏休みという特別な時間を、そのまま作品に封じ込めたような良作。
多くの人を虜にした、岩井俊二監督の初期の傑作ですね!
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『Love Letter』
続いてご紹介するのは、岩井俊二監督の長編映画第1作となった1995年公開の映画『Love Letter』。
出演は、中山美穂、豊川悦司、酒井美紀、柏原崇、范文雀、など。
あらすじ
事故で婚約者・樹を亡くした博子。
悲しみを拭えない彼女は、樹が子供の頃に住んでいたという住所(いまは国道になってしまった)に、届くはずのない手紙を出した……。
ところが、なぜかその届くはずのない手紙の返事が届いてしまって……!?
おすすめポイント
岩井俊二監督の長編映画第1作にして、その人気を決定づけた名作映画!
新人監督とは思えない完成度の高さが見事です。必見!
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『四月物語』
続いては、松たか子の映画初主演作となった1998年公開の映画『四月物語』。
出演は、松たか子、田辺誠一、藤井かほり、など。
あらすじ
北海道の親元を離れ、大学に通うために上京した卯月。
新しい人々との出会いなど小さな冒険の中で、彼女は東京の生活に少しずつ慣れていく……。
そんな彼女には、「憧れの先輩と同じ大学を選んだ」という人には言えない不純な動機があって……!?
おすすめポイント
いつの間にやら20年以上前の作品なんですね……。
いまや貫禄すらある大女優となった松たか子さんですが、映画初主演となった本作での初々しく瑞々しい姿も必見です。
ぜひご覧ください!
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『スワロウテイル』
次にご紹介するのは、岩井俊二監督の長編第2作となった1996年公開の映画『スワロウテイル』。
出演は、三上博史、Chara、伊藤歩、江口洋介、渡部篤郎、山口智子、大塚寧々、桃井かおり、など。
あらすじ
円都と呼ばれる架空の都市──。
仲間のフェイホンらとともに偽札作りを始めた娼婦・グリコは、やがてその儲けでライブハウスを買い取り、歌手として成功していくのだが……!?
おすすめポイント
長編第2作でここまで大きな予算規模・スケールの映画を作るのは、本当にすごいことだとあらためて驚かされます。
未見の方は、ぜひご覧ください! 面白いですよ。
映画を観る
『リリイ・シュシュのすべて』
続いては、岩井俊二監督が自身の手がけた同名小説を映画化した『リリィ・シュシュのすべて』。
出演は、市原隼人、忍成修吾 、伊藤歩、蒼井優、など。
あらすじ
中学2年生の雄一は、かつては親友だった星野からいじめを受け、つらい日々を過ごしていた……。
そんななか、雄一は、歌手リリイ・シュシュのファンサイトを運営し、そこで仲間を見つけるのだが……!?
おすすめポイント
こちらはヒリヒリするような痛みを描いた青春映画の良作。
多くの観客が目を奪われたと思いますが、本作での蒼井優さんは必見です!
映画を観る
『花とアリス』
次にご紹介するのは、2004年に公開された映画『花とアリス』。
出演は、鈴木杏、蒼井優、郭智博、相田翔子、阿部寛、平泉成、など。
あらすじ
明るく素直なハナと、おてんばなアリスは、幼馴染でいつも一緒にいる親友同士。
高校生になったふたりは、ハナの宮本先輩への初恋にアリスが協力し、なんとか恋を成就させようとするのだが……!?
おすすめポイント
コメディタッチで描かれる女子高生たちのささやかな物語ですが、なんとも忘れがたい一作です。
岩井俊二監督が、脚本のほかに音楽・編集も自身で手がけているのも大きな見どころです。
見逃している方は、ぜひこの機会にご覧になってみてください!
映画を観る
『リップヴァンウィンクルの花嫁』
次にご紹介するのは、2016年に公開された映画『リップヴァンウィンクルの花嫁』。
出演は、黒木華、綾野剛、Cocco、原日出子、など。
あらすじ
SNSで知り合った鉄也と結婚することになった派遣教員の皆川七海は、親族が少ないため「なんでも屋」の安室に結婚式の代理出席を依頼して式を挙げた……。
ところが、新婚早々に鉄也が浮気し、義母から逆に浮気の罪をかぶせられた七海は、家を追い出されてしまって……!?
おすすめポイント
プロデュース作品やドキュメンタリー作品、『ニューヨーク、アイラブユー』の一編と『ヴァンパイア』で海外での映画制作、そして『花とアリス殺人事件』ではアニメーションでの映画制作と、さまざまなチャレンジを経て、久しぶりの日本での実写映画となった本作。
黒木華さん綾野剛さんCoccoさんなど新鮮な顔ぶれで作られているのも大きな見どころとなっています。
映画を観る
『ラストレター』
最後にご紹介するのは、2020年に公開された映画『ラストレター』。
出演は、松たか子、広瀬すず、福山雅治、神木隆之介、庵野秀明、森七菜、など。
あらすじ
姉・未咲の葬儀に参列した裕里は、未咲の娘・鮎美から、未咲宛ての同窓会の案内状と未咲が鮎美に遺した手紙の存在を告げられる……。
そうして、未咲の死を知らせるため同窓会へと向かった裕里は、そこで姉・未咲だと勘違いされてしまって……!?
そんなとき、初恋の相手・鏡史郎と再会した裕里は、未咲のふりをしたまま鏡史郎と文通することに!
ところが、やがてその手紙が鮎美のもとへ届いてしまったことで、鮎美は鏡史郎と未咲、そして裕里の学生時代の淡い初恋の思い出をたどりはじめることになるのだが……!?
おすすめポイント
岩井俊二監督が、自身の出身地・宮城県を舞台に、手紙の行き違いからはじまる2つの世代の男女の恋愛模様と、それぞれの心の再生と成長を描いたラブストーリー。
『ラストレター』というタイトルからは、岩井俊二監督の長編デビュー作『ラブレター』を想起させられますが、『ラブレター』だけではなくこれまでの岩井俊二監督作品で描かれたモチーフが凝縮された集大成的な作品となっています。
本作で注目を集めた森七菜さんも素晴らしかったですね!
映画を観る
期間限定ショートフィルム『リトルレター』
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、繊細な物語で多くのファンを生み出してきた岩井俊二監督作品をまとめてご紹介させていただきました!
おすすめ!
というわけで、今回は以上「岩井俊二監督作品まとめ|『ラブレター』ほか【日本映画・おすすめ】」でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。
それではまた!
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