今回は、是枝裕和監督がこれまでに手がけてきた映画作品の中から、ぜひ多くの方に観ていただきたいおすすめの5作品をピックアップ!
「《家族》を描く是枝裕和監督作品|ほんとうに面白いおすすめ映画は?」をご案内させていただきます!
是枝裕和監督作品『真実』についてはコチラへ!
《家族》を描く是枝裕和監督作品|ほんとうに面白いおすすめ映画は?
まずはざっくりと是枝裕和監督のプロフィールのご紹介していきます!
是枝裕和(これえだ・ひろかず)監督は、1962年6月6日生まれ、東京都出身の映画監督・テレビディレクター。
早稲田大学を卒業後、「テレビマンユニオン」に参加し、主にドキュメンタリー番組の演出に携わる。
1995年、『幻の光』で映画監督デビュー。
2004年に公開された映画『誰も知らない』は、第57回カンヌ国際映画祭・男優賞(柳楽優弥)を受賞。
その後の作品も国際的に高く評価され、2013年公開の映画『そして父になる』は、第66回カンヌ国際映画祭・審査員賞を受賞。
2018年に公開された映画『万引き家族』では、第71回カンヌ国際映画祭・パルムドールを受賞しました。
パルムドール受賞後第一作は、カトリーヌ・ドヌーヴとジュリエット・ビノシュが共演した映画『真実』。
近年では、新作映画が公開されるたびに大きな話題となる是枝裕和監督。
カンヌ国際映画祭・パルムドールを受賞後、2019年には映画『真実』で初めての国際共同製作作品を手がけました。
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果たして、次なる作品はどのようなものになるのでしょうか? 楽しみですね!
それでは、僕がおすすめしたい「本当に面白い」是枝裕和監督作品5選をご紹介していきます!
『万引き家族』
まずは、2018年に公開された映画『万引き家族』。
第71回カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞し大きなニュースになったので、きっとご覧になった方も多いのではないでしょうか。
出演は、リリー・フランキー、安藤サクラ、松岡茉優、城桧吏、佐々木みゆ、池松壮亮、高良健吾、池脇千鶴、樹木希林、など。
あらすじ
東京・下町の片隅に、初枝(樹木希林)、治(リリー・フランキー)と信代(安藤サクラ)の夫婦、息子の祥太(城桧吏)、信代の妹・亜紀(松岡茉優)が暮らしていた……。
初枝の年金を頼りに暮らしながら日常的に万引きを繰り返すという、社会の底辺を生きる彼らだったが、その毎日は、いつも笑顔が絶えない穏やかなものだった。
そんなある日、治が、近所の団地で震えている幼い女の子(佐々木みゆ)を見かねて家に連れ帰ることに……。
すると、穏やかだった家族の毎日は、その事件をきっかけに少しずつ変化していくことになって……!?
おすすめポイント
是枝裕和監督作品についても、当然好き嫌いは分かれるとは思うのですが……世界的な評価を得ている本作は、映画ファンならその理由を見極めるためにも観ておいて損はない一作!
俳優陣も、みなさん素晴らしいです。
ぜひご覧ください!
映画を観る
『海よりもまだ深く』
続いては、2016年に公開された映画『海よりもまだ深く』。
出演は、阿部寛、真木よう子、小林聡美、リリー・フランキー、池松壮亮、橋爪功、樹木希林、中村ゆり、高橋和也、ミッキー・カーチス、など。
あらすじ
作家として成功することを夢見ながらも、生活のために探偵事務所で働いている中年男・良多(阿部寛)。
ある日、良多は、別れた妻・響子(真木よう子)に新しい恋人がいることを知って大きなショックを受けることに……。
数日後、団地でひとり暮らしをしている母・淑子(樹木希林)の家に集まった良多と響子、そして11歳になる息子・真悟は、台風のせいで帰れなくなってしまい、ひと晩をともに過ごすことになるのだが……!?
おすすめポイント
個人的には、この映画が是枝作品のなかで最高傑作ではないかと思っています。
小さな生活圏内での、地味な出来事しか描かれない物語ですが、そのひとつひとつがとても丁寧に作られているのがよくわかって、見どころが多すぎます!
ぜひご覧ください!
映画を観る
『奇跡』
次にご紹介するのは、2011年に公開された映画『奇跡』。
出演は、前田航基、前田旺志郎、内田伽羅、橋本環奈、オダギリジョー、夏川結衣、阿部寛、長澤まさみ、原田芳雄、大塚寧々、樹木希林、橋爪功、など。
あらすじ
両親が離婚したことをきっかけに、それぞれ鹿児島県と福岡県で暮らすことになった小学生の兄弟(前田航基・前田旺志郎)。
ある日、「九州新幹線の上下線が交わる地点で願い事をすれば叶う」という噂を耳にしたふたりは、それぞれの仲間とともにその場所へ向かうことに!
そうして、「願いを叶えるため」奮闘することになるのだが……!?
おすすめポイント
子供たちのドラマに寄り添ってそれを支える大人たちの演技が良いんですよねぇ。
もちろん、子供たちの生き生きした姿も素晴らしくて、もしかしたら、是枝作品の中でこれが一番「泣ける」映画かもしれません。
くるりのテーマ曲もグッときます。おすすめです!
映画を観る
『歩いても 歩いても』
続いては、2008年に公開された映画『歩いても 歩いても』。
出演は、阿部寛、夏川結衣、YOU、高橋和也、樹木希林、原田芳雄、など。
あらすじ
夏──。開業医をしていた父・恭平(原田芳雄)と妻・とし子(樹木希林)が暮らす家に、次男・良多(阿部寛)と、長女・ちなみ(YOU)がそれぞれの家族を連れてやって来る……。
なにげない夏のひととき。家族の団欒を過ごす一家だったが……その日は、15年前に亡くなった長男・順平の命日で……!?
おすすめポイント
これまた、本当によくできたホームドラマなので、「うまいなぁ」と感心したり唸らされたりしてしまうんですが……単純に観ていて楽しい一作だとも思います。
慌ただしい毎日のなか、たまの休日に「なんとなく映画でも観てみるか」という気分のときは、意外とハリウッドの慌ただしいエンタメ映画より、こんな小さなホームドラマを観ると、良い気分転換になったりするんじゃないかと思ったりもします。
おすすめです!
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『誰も知らない』
最後は、2004年に公開された映画『誰も知らない』。
12歳の主人公を演じた柳楽優弥さんが、第57回カンヌ国際映画祭・男優賞を日本人初・史上最年少で受賞し、是枝裕和監督の評価を一気に押し上げた作品でもあります。
出演は、柳楽優弥、北浦愛、韓英恵、YOU、串田和美、木村祐一、遠藤憲一、寺島進、平泉成、など。
あらすじ
母子家庭で暮らしている、それぞれ父親が異なる4人の兄弟。
部屋の中では、いつも仲の良い彼らだが……実は、アパートを追い出されないために、「父親が海外赴任中で、母と息子(長男)のふたり暮らし」と偽って暮らしていて、気軽に外出することもできず、学校に通ったことがないのだった……。
ところがそんなある日、新しい恋人が出来た母親が、20万円を残して失踪してしまって……!?
残された子供たちは、なんとか自分たちだけの力で暮らしていこうとするのだが……!?
おすすめポイント
こちらは、是枝作品を代表する傑作だと思います。
撮影監督・山崎裕さんによる、生々しく力強い眼差しが感じられる映像にも注目したい作品です。
おすすめ!
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まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は、是枝裕和監督がこれまでに手がけた映画のなかから、おすすめの 5作品をご紹介させていただきました!
おすすめ!
というわけで、今回は以上「《家族》を描く是枝裕和監督作品|ほんとうに面白いおすすめ映画は?」でした!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
それではまた。
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