ドラマ『チェルノブイリ』は、アメリカのケーブルテレビ局HBOが制作&放送したテレビドラマ(全5回)。
タイトルのとおり、その内容は、1986年に起きたチェルノブイリ原子力発電所事故を扱ったもの。
2011年3月11日に起きた東日本大震災と福島第一原子力発電所事故、そしていまも続く被災者の方々の生活……それ以前には想像すらしなかったような悲劇を体験した私たち日本人にとっても、チェルノブイリ原子力発電所事故の真相は、他人事として片づけられないものです。
東日本大震災から10年……。
あらためて私たちの生活の「これまで」と「これから」を見つめ直す意味でも、いま必見のドラマ『チェルノブイリ』をご紹介します!
『チェルノブイリ』|衝撃のドラマが描く原発事故の原因とは!?
ドラマのご紹介をする前に、簡単ではありますが、チェルノブイリ原発事故について振り返っておきたいと思います。
チェルノブイリ原発事故
チェルノブイリ原発事故は、1986年4月26日にウクライナ(旧ソビエト社会主義共和国連邦)で発生しました。
チェルノブイリ原子力発電所の4号炉が、動作実験中に制御不能となって、メルトダウン後に爆発。
飛散した放射性物質は、ベラルーシ、ロシアへ広がり、原発から半径30キロメートルが居住禁止区域となり、約30万人の周辺住民が避難を余儀なくされました。
事故後には、「石棺」と呼ばれるコンクリート製の構造物で原発を覆い、放射性物質の漏出を防ぐこととなったが、老朽化のために新たなシェルター(新安全閉じ込め設備)を建設。
なお、このシェルターは100年間は持ちこたえるように造られているといいます。
その現場では、一体どのような出来事が起きていたのでしょうか?
その真相を描くのが、このドラマ『チェルノブイリ』です!
それでは続いて、ドラマ『チェルノブイリ』について見ていきましょう。
HBOドラマ『チェルノブイリ』
HBOドラマ『チェルノブイリ』(全5話)
出演
ジャレッド・ハリス、ステラン・スカルスガルド、エミリー・ワトソン、など。
あらすじ
1986年4月26日未明──。旧ソビエト連邦のチェルノブイリ原子力発電所で大規模な爆発事故が発生!
現場監督の副技師長・ディアトロフは、部下に原子炉の確認を命じる……。
一方、報告を受けて緊急会議に集った発電所の幹部たちは、事故の規模を過小評価し、「適切な処理が行われ、甚大な被害は無い」と結論づけて……!?
続いて、ドラマの見どころをご紹介していきます!
ドラマ『チェルノブイリ』の見どころは?
数えきれない人命が失われ続ける歴史上最悪の事故は、なぜ起きたのか?
このドラマが描くのは……
部下の報告を信じず、事態を過小評価した責任者たち、
事故処理に命をかける現場作業員たち、
事態を理解しないまま放射性物質を大量に浴び、亡くなっていった人々、
そして、旧ソ連という国の許されざる体質……。
被害の拡大を抑えようと奔走する人々や、事故の原因や責任追及をやりすごすソビエト政府の対応を描きながら、その真相に迫っていく本作は、「面白い」と気軽に口にすることが憚られる内容ではありますが、張り詰めた緊張感が最後まで持続していく充実の一作です。
そんななかで大きな見どころは、リトアニアにある閉鎖された原発をロケ地にして撮影されたという原子力発電所の映像!
そのほかにも、荒廃したプリピャチ市街の様子などが再現された映像のリアリティと説得力には凄まじいものがあります。
全5話(5時間)という長さを感じさせず、一気に引き込まれて最後まで観てしまうこと間違いなし!
ドラマ『チェルノブイリ』の評価
最後に、ドラマ『チェルノブイリ』を鑑賞した人たちの評価についても簡単に見ておきたいと思います。
Filmarksドラマ
映画・ドラマの口コミ・レビューサイト「Filmarks(フィルマークス)」では、なんと「星4.6」の高評価となっています!
社会的な意義も高い作品ですが……まずは難しいことを考えず、サスペンスドラマの良作を楽しむつもりでご覧になってみてください!
オススメです!
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は、1986年に起きたチェルノブイリ原発事故の真相を描いた衝撃のドラマ『チェルノブイリ』をご紹介させていただきました!
ぜひこの機会にご覧になってみてください!
というわけで、今回は以上「『チェルノブイリ』|衝撃のドラマが描く原発事故の原因とは!?」でした!
最後までお読みいただきありがとうございました!
それではまた!
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