映画『LIFE IN A DAY 2020』は、世界中から集まった7月25日の映像を紡いで1本の映画を制作する、というプロジェクト。
第1弾は、2010年7月24日に撮影された映像を紡ぎ合わせ、映画『LIFE IN A DAY 地球上のある一日の物語』として2011年に公開されました。
そして、第1弾から10年後となる2020年7月25日に撮影された映像を繋ぎ合わせて制作されたのが、プロジェクト第2弾の映画『LIFE IN A DAY 2020』です!
それではさっそく、映画の内容をご紹介させていただきます。
YouTubeオリジナル映画『LIFE IN A DAY 2020』【無料視聴】
まずは、映画『LIFE IN A DAY』のプロジェクト内容について、あらためてご説明します。
第2弾となる映画『LIFE IN A DAY 2020』では、下記のような内容で、全世界に向けて映像の募集告知が行われました。
『LIFE IN A DAY』への参加方法
① 誰でも参加できます。
② 映像の長さや、言語は自由。
③ 2020年7月25日土曜日に、カメラやスマートフォンであなたの1日を撮影して、その映像をアップロードする。
④ 映像のなかで、以下の4つの質問に答える。
(1) 好きなことや物は何ですか?
(2) 怖いと思うことや物は何ですか?
(3) 変えたいと思うことは何ですか? 世界のことでも、あなた自身のことでもかまいません。
(4) ポケットには何が入っていますか?
その結果、次のように発表されています。
2020年7月25日、世界中の人々が自分たちの生活を撮影し、ドキュメンタリー映画の一部としてストーリーを共有しました。
すべての提出物が集計されたとき、映画製作者は192か国から30万本以上のビデオを受け取りました。
そうして集められた映像の断片を繋ぎ合わせて制作されたのが、今回ご紹介するドキュメンタリー映画『LIFE IN A DAY』のプロジェクトなのです。
それでは続いて、このプロジェクトをまとめている製作総指揮リドリー・スコットと、監督ケヴィン・マクドナルドについても簡単にご紹介します。
リドリー・スコット
リドリー・スコットは、1937年11月30日生まれ、イギリス・ダラム州出身の、言わずと知れた世界的な巨匠映画監督です。
1977年製作の映画『デュエリスト 決闘者』で長編映画監督デビュー。
主な監督作品は、『エイリアン』『ブレードランナー』『テルマ&ルイーズ』『グラディエーター』『ブラックホーク・ダウン』『オデッセイ』『プロメテウス』など。
2003年には、イギリス映画産業への貢献に対し、ナイトの爵位を授与されています。
ケヴィン・マクドナルド
ケヴィン・マクドナルドは、1967年10月28日生まれ、スコットランド・グラスゴー出身の映画監督・ドキュメンタリー作家です。
1999年製作のドキュメンタリー映画『ブラック・セプテンバー 五輪テロの真実』で、第72回アカデミー賞・長編ドキュメンタリー賞を受賞。
2007年公開の映画『ラストキング・オブ・スコットランド』では、主演フォレスト・ウィティカーが第79回アカデミー賞・主演男優賞に輝きました。
続いては、プロジェクトの第1弾となった映画『LIFE IN A DAY 地球上のある一日の物語』をご紹介します。
『LIFE IN A DAY 地球上のある一日の物語』
プロジェクト第1弾の映画『LIFE IN A DAY 地球上のある一日の物語』は、2011年に公開されました。
あらすじ・概要
YouTubeユーザーが、2010年7月24日という特定の1日にそれぞれの日常を撮影して投稿……そうして、世界各地で撮影された動画が集められ(192カ国から8万件を超える動画が集められた)、のべ4,500時間の映像から90分の長編映画が製作された。
自転車で世界中を旅する北朝鮮出身の男性や、片想いの相手にフラれてしまうアメリカ人青年、神に供え物をするパリの女性など……332組342人の動画が、映画を織り成している。
『LIFE IN A DAY 地球上のある一日の物語』
映画を観る
『LIFE IN A DAY 2020』
そして、2021年に公開されたのが、プロジェクト第2弾となる映画『LIFE IN A DAY 2020』。
あらすじ・概要
2020年7月25日、世界中の人々がカメラを手に取り、自分たちの生活を撮影。
192カ国から集められた30万本以上のビデオのなかから、映像を紡ぎ合わせた、地球上のある1日についてのドキュメンタリー。
関連サイト
2020年は、オーストラリアの山火事や、香港の市民運動、ブラック・ライヴズ・マター運動、そして、コロナウィルスの感染拡大と間違いなく激動の1年として記憶に刻まれるものになりました……。
いったいこの先、私たちの生活はどうなっていくのか?
そんな不安とともに過ごした私たちの日常、毎日の生活、その断片が世界中から集められ、紡がれたのが本作『LIFE IN A DAY 2020』です。
もともと世界中から集められた映像の断片ですから、脈絡なく映像が繋がれていくわけですが……でも、だからこそ観るものに迫ってくるものがあるように感じます。
「ここ」と「よそ」、「わたし」と「あなた」……こんなにもはなればなれで、お互い名前も知らないけれど、それでも……この同じ地球に暮らす私たちには、お互いのことを想像する力がある。
それさえ手放さなければ、きっと「希望」は無くならないのだ……そんな、切実だけどポジティブな想いです。
そのときには、ぜひ少しでもポジティブな想いが観賞後に残ればいいなと願わずにいられません。
コロナ禍の生活とストレスは、間違いなく私たちの心を大きく蝕みました。
その問題はいまはまだ表面化していなくても、この先その弱った心を癒す作業は、想像以上に長い時間をかけていかなければならない大変なものになるのではないかと思います……。
そんななか、この映画のように、自分とは無関係に思える人々の生活の断片を目撃することは、私たちに少しばかりの活力を与えてくれるものになるでしょう。
人間は、とても弱い……でも、案外しぶとい。
この映画を観ることで、そんなふうに「案外しぶとく」たくましく生きていく活力が伝播していくことを一視聴者ながら願っています。
ぜひお時間のある時に、ご覧になってみてください。
『LIFE IN A DAY 2020』
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は、YouTubeオリジナルのドキュメンタリー映画『LIFE IN A DAY 2020』と『LIFE IN A DAY 地球上のある一日の物語』をご紹介させていただきました!
というわけで、今回は以上「YouTubeオリジナル映画『LIFE IN A DAY 2020』【無料視聴】」でした!
最後までお読みいただきありがとうございました。
それではまた!
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