ブログをお読みいただきありがとうございます。
今回はそんな方に向けて、未成年者にとっての「SNS利用の危険性」が題材になっているおすすめのドキュメンタリー映画をご紹介します!
最後までお読みいただけたらうれしいです。
こんな方におすすめ
- SNS利用に「危険性」なんてあるの? もし危険があるなら知っておきたい。
- お子様(未成年)のSNS利用について悩ましさを感じている。
- 面白い映画が観たい。
SNSは怖い?未成年のSNS利用で気をつけること【おすすめ映画】
今回ご紹介するのはこちら!
『SNS 少女たちの10日間』
未成年者のSNS利用が孕む危険性に迫ったドキュメンタリー映画です。
まずは、映画の概要から見ていきましょう。
『SNS 少女たちの10日間』
『SNS 少女たちの10日間』
出演は、テレザ・チェジュカー、アネジュカ・ピタルトバー、サビナ・ドロウハーなど。
あらすじ
撮影スタジオに作られたのは、「3つの子ども部屋」。
そして、オーディションで選ばれた、幼い顔立ちをした3人の(18歳以上の)女優たち──。
彼女たちは「12歳の女の子」という設定でSNSに登録し、友達募集をする……。
その結果、彼女たちにコンタクトをしてきたのは……2,458人もの成人男性だった!
10日間にわたる撮影のなか、成人男性たちは「未成年の女の子」に対してむき出しの欲望のまま行動をエスカレートさせていって……!?
本作は、未成年のSNS利用における危険性を検証して大きな話題となったドキュメンタリー映画!
この映画で描かれる事実は、舞台となったチェコに限らず、世界中どこでも起こり得ることであり、実際に起こっていること。
ですから、未成年の当事者やその家族だけでなく、すべての世代・性別の人が関心を寄せて考えるべきトピックなんです。
というわけで、まずは本作が取り上げている「SNS利用の危険性」を見てみましょう。
未成年者にとってSNS利用の危険性とは?
映画の冒頭で描かれているように、いまは小さな子供でもスマホやタブレットを利用することはさほど珍しくありません。
そして、スマホやタブレットにはさまざまなアプリが入っていて、インターネットに接続されてさえいれば、たとえ子供(未成年)でも簡単にアプリを立ち上げて利用することができます。
けれど……もしもそのとき子供の立ち上げたアプリが、不特定多数の他者と交流できるもの(SNS)だったら?
本作が描くのは、誰にとっても身近なSNSにひそむ危険性についてです。
スマホやタブレットを利用するすべての人が簡単にアクセスできるSNSの先に、日常生活からは見えてこない「不道徳」なコミュニケーションがたしかに存在していることが描かれていくため、非常にショッキングでもあります。
未成年の少女たちに、欲望をむき出しにした大人の男たちが群がってくる……まるで地獄絵図のような現実だと感じられる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし先述したとおり、この現実は世界中どこでも起こり得ること。
もちろん、この日本でも……。
つまり、SNS利用における危険性は、未成年に限らず間違いなく存在しているということです。
SNS利用には、リテラシーがとても大切だということをあらためて認識しておきたいですし、性加害がいかに大きな被害を生むのかについては真摯に学び続ける必要があります!
映画のおすすめポイント
続いては、「SNS利用の危険性」とは別の視点から、映画『SNS 少女たちの10日間』のおすすめポイントをご紹介させていただきます。
おすすめポイント
ぶっちゃけ、「ドキュメンタリー映画」の作られ方・クオリティとしては疑問を感じる部分もある作品ですが、僕がもっとも興味深いと感じたのは、オーディションで選ばれた3人の俳優たちの存在でした。
彼女たちは、オーディションを経て映画に出演することになった「俳優」(キャリアのあるプロではないけれど)であるわけですが……実際にSNSを通してコンタクトしてきたさまざまな男性たちから、一方的に、そして直接的に剥き出しの欲望を投げつけられることになります。
そして、その欲望があまりに無礼で、不道徳で、暴力的なものであるがゆえに、「俳優」でありながら「被害者」の立場に追い込まれていくのです。
(それは、「性加害」について生じる被害者側の苦しみがいかに大きなものか、ということでもあるわけですが……)
「俳優」という職業的な立場で「12歳の少女」というフィクショナルな役割を担っていたはずの俳優たちは、SNSをとおして男たちから卑猥で暴力的な関わりを受けると、大きなショックを感じるとともに、「俳優」としての役割よりも「被験者」としての実感を語るようになります。
つまりそれは、人は(俳優は)たとえ演技をしていても、ショッキングな出来事が起きた場合、その人自身の心が打撃を受ける(演技でガードすることはできない)ということかもしれませんし、あるいは、(もしかすると)俳優だからこそカメラの前では「俳優」であることよりも「被験者(被害者)」であることを強調するふるまいをしたということかもしれません。
「ドキュメンタリー」と言っても、そこには「演出」や「編集」が存在しており、当然その作品は「現実そのものの姿」ではありません。
という意味で、「ドキュメンタリーにおけるフィクション性」という観点からも、興味深い一作となっています。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は、おすすめ映画『SNS 少女たちの10日間』のご紹介と合わせて、未成年者のSNS利用における危険性について書かせていただきました!
というわけで、今回は以上「SNSは怖い? 未成年のSNS利用で気をつけること【おすすめ映画】」でした!
最後までお読みいただきありがとうございました!
それではまた。
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