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相米慎二監督作品まとめ【映画好きなら必見です!】

8月 17, 2021


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相米慎二監督作品まとめ【映画好きなら必見です!】

 

今回は、相米慎二監督の映画をまとめてご紹介させていただきます!

 

独特な長回し撮影や、若手俳優に対して「何度も何度も繰り返し演じさせ考えさせる」という厳しい演出方法が、伝説的な逸話となっている相米慎二監督。

 

僕も大好きな映画監督ですが、映画関係者にもファンが多いんです。

つまり、プロが惹きつけられる魅力がたくさんあるってことですね。

 

というわけで、より多くの方にその魅力を知っていただくため、相米慎二監督の素晴らしい作品の数々をまとめてご紹介させていただきます!

 

相米慎二監督作品まとめ【映画好きなら必見です!】

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相米慎二 監督

まずは、相米慎二監督のプロフィールを簡単に見ていきましょう!

相米慎二(そうまい・しんじ)監督は、1948年生まれ・岩手県盛岡市出身の映画監督。

大学を中退後、契約助監督として日活撮影所に入所。

さまざまな作品に助監督として関わったのち、1980年、薬師丸ひろ子さん主演の『翔んだカップル』で映画監督デビュー。

その後は、大ヒット映画『セーラー服と機関銃』を経て、1982年には企画・制作会社「ディレクターズ・カンパニー」の設立に参加。

1985年には、(ディレクターズ・カンパニー製作の)映画『台風クラブ』第1回東京国際映画祭・ヤングシネマ'85部門大賞を受賞

1993年には、映画『お引越し』芸術選奨・文部大臣賞を受賞、また同作は、第46回カンヌ国際映画祭・ある視点部門にも出品されました。

2001年に、遺作となった映画『風花』が公開。

同年9月9日、肺癌のため死去されました。

 

ちなみに、「ディレクターズ・カンパニー」とは……

ディレクターズ・カンパニーとは?

1982年、新進の映画監督9人が集まって作られた映画製作会社のこと。

通称ディレカン。

メンバーは、長谷川和彦、相米慎二、高橋伴明、根岸吉太郎、池田敏春、井筒和幸、大森一樹、黒沢清、石井聰亙。

 

相米慎二監督が亡くなったのは、2001年9月9日。

僕は、当時のことをよく覚えているのですが……その理由は、ちょうど台風がやって来ていたから。

そして、9月9日に相米慎二監督が亡くなり、その2日後の9月11日には(ニューヨークのワールドトレードセンタービルに飛行機が突っ込んだ)同時多発テロが起きたからです。

アレから、もう20年が経つんですね……。

 

その頃に生まれたミレニアムベイビーたちが、もう成人する年齢です。

若い方々にとっては、相米慎二監督の作品もあまり馴染みのないものでしょうから、今回の記事を読んだ方が少しでも興味を持っていただけたらうれしいです。

 

それではここからは、そんな相米慎二監督が手がけてきた素晴らしい映画の数々をご紹介していきたいと思います!

 

『翔んだカップル』

映画『翔んだカップル』

映画『翔んだカップル』

最初にご紹介するのは、1980年公開の映画『翔んだカップル』

出演は、鶴見辰吾、薬師丸ひろ子、尾美としのり、石原真理子、など。

あらすじ

弁護士になることを夢見て、東京の名門校・北条学園高校に入った田代勇介。

そうして、海外に行った叔父の留守宅に住むことになった勇介だが、ひとり暮らしには家が広すぎるため、不動産屋をとおして(男性限定で)間借人を募集することに。

ところがなんと、不動産屋の手違いでやってきたのは、クラスメートで学校一の美少女・山葉圭で……!?

 

相米慎二監督のデビュー作がこちら。

柳沢きみおの同名ヒット漫画を原作にした『翔んだカップル』です。

いかにも昨今の「キラキラした恋愛映画」のような設定なんですが……観れば、まるで違う描かれ方に度肝を抜かれるのではないでしょうか(笑)

そして、(好みは分かれるでしょうが)めちゃくちゃ面白いです!

 

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『セーラー服と機関銃』

映画『セーラー服と機関銃』

映画『セーラー服と機関銃』

続いては、1981年に公開され、興行的にも大ヒットした相米慎二監督の代表作『セーラー服と機関銃』

原作は赤川次郎の同名小説。

出演は、薬師丸ひろ子、渡瀬恒彦、風祭ゆき、柄本明、三国連太郎、など。

1982年には原田知世主演でドラマ化、2006年には長澤まさみ主演で再ドラマ化、さらに2016年には橋本環奈主演で再び映画化もされました。

あらすじ

不慮の事故で父親を亡くした主人公・女子高生の星泉。

そんななか、父の愛人だったという女・マユミが現れて……。

その翌日、泉の通う高校に、数人のヤクザがやって来る。

泉の遠い血縁だったというヤクザの組長が亡くなったため、子分たちはその組長の遺言に従って、「目高組の四代目組長を襲名して欲しい」と泉に頼みにやって来たのだ。

そんな思いがけない申し出を、泉はかたくなに拒否するのだが……!?

 

おそらく、この紹介文から想像できるのは、ポップなエンタメ映画だと思うのですが……実際には、かなり風変わりな作品だと思います(笑)

個人的には、相米慎二監督作品を最初にこの映画から体験するのは少しハードルが高い気がするのであまりおすすめしませんが、何本かご覧になったあとに観るとほどよく楽しめるのではないかと思います!

 

 

『ションベン・ライダー』

映画『ションベン・ライダー』

映画『ションベン・ライダー』

続いては、1983年に公開された映画『ションベン・ライダー』

出演は、藤竜也、河合美智子、永瀬正敏、坂上忍、原日出子、など。

あらすじ

3人の中学生(ジョジョ、辞書、ブルース)は、いつも自分たちをいじめるガキ大将のデブナガに反撃しようと考えるが……そんなとき、3人の目の前でデブナガが何者かに誘拐されてしまう!

デブナガの父親が関わるヤクザの仕業だと知ったジョジョたち3人は、デブナガを救出するため奮闘することになるのだが……!?

 

こちらは、若い人にこそ観て欲しい傑作映画!

映画ファンにとっては、驚異的なロングショットや長回しなど、思わず目を見張るシーンも!

まだ子役と言える年齢の、河合美智子さん、永瀬正敏さん、坂上忍さんの姿も必見です。

 

ちなみに、相米慎二監督は、かつてこのように語っています。

(『ションベン・ライダー』が)80年代の日本映画に及ぼした影響というのはとっても強かったという風に人が語り、僕もそう思っているんですけども、その『ションベン・ライダー』というバカな映画が残したことは、一つには、50年代以降映画がお客さんから最も遠いメディアとして世の中の片側に追いやられる中で忘れてきたこと、映画本来の暗闇と対面することの中から受け取る方法の一番大きなものとしてあったキャメラというものに対する、自分なりの新しい模索をそこから始めなければならなかった、ということなのです」

さらにこうも言ってます。

「映画がなぜ映画でなければいけないかということに対する事を試みただけの映画ですから、映画を勉強しようとするならこの映画を観てくれると、多分面白いんだという風に思います」

そして、こう締め括ってます。

「僕が80年代から、不必要だといわれながら、映画における長回しとか、音に対する偏執狂的な効果の使い方というのをするということで、ある評価と、もう一方には完全な否定との両方を頂いていた訳で、これは意識的にそうした訳だから、そうしたこともまた僕が思っていたことがその通り映画をめぐる環境の中で現れたわけです。

そういう疑問を投げかけることのための映画としての『ションベン・ライダー』という見方をなさってくれたら、もう少し違う映画の断面が見えるような気がします」

(出典:『蘇る相米慎二』木村建哉・中村秀之・藤井仁子 編)

 

いかがでしょう?

こんな言葉を読んで、映画が観たくならないわけがないですね。

 

興味が出てきた方は、ぜひこの機会にご覧になってみてください!

 

 

『魚影の群れ』

映画『魚影の群れ』

映画『魚影の群れ』

次にご紹介するのは、1983年に公開された映画『魚影の群れ』

原作は、吉村昭の同名小説。

出演は、緒形拳、夏目雅子、佐藤浩市、矢崎滋、レオナルド熊、石倉三郎、十朱幸代、など。

本作で、緒形拳さんが第26回ブルーリボン賞・主演男優賞を受賞、夏目雅子さんが第8回報知映画賞・主演女優賞を受賞しています。

あらすじ

厳しい北の海で命がけのマグロ漁に取り組んできた小浜房次郎は、ある日、娘のトキ子からひとりの青年・依田俊一を紹介される。

トキ子との結婚を認めてもらいたい俊一は、房次郎にマグロ漁を教えて欲しいと頼むのだが……!?

 

これまた必見の一作です!

なんてことないふうに見えますが、緒形拳さんも夏目雅子さんも本当にすごい俳優さんだと思います。

ぜひ、俳優志望の方にも観ていただきたい一作です。

 

 

『ラブホテル』

映画『ラブホテル』

映画『ラブホテル』

続いては、1985年に公開された映画『ラブホテル』

脚本は石井隆、撮影は篠田昇。製作はディレクターズ・カンパニーです。

出演は、速水典子、寺田農、尾美としのり、伊武雅刀、佐藤浩市、など。

あらすじ

経営していた出版社が倒産し、人生に絶望した主人公・村木は、ホテトル嬢の名美と出会う……。

その二年後。タクシー運転手として働きはじめた村木は、タクシーの客として乗せた名美と偶然再会することになって……!?

 

僕の周りには、「相米慎二監督の作品の中では『ラブホテル』が一番好き」という人が何人かいますが、それだけ強い魅力がある作品だと思います!

美男美女ばかりの恋愛青春映画に食傷気味の方には、ぜひ思い切ってこの作品を観ていただきたいです!

 

 

『台風クラブ』

映画『台風クラブ』

映画『台風クラブ』

次にご紹介するのは、1985年公開の映画『台風クラブ』

出演は、三上祐一、紅林茂、松永敏行、工藤夕貴、大西結花、鶴見辰吾、尾美としのり、三浦友和、など。

あらすじ

東京近郊のとある地方都市──。

ある夜、市立中学校のプールに忍び込んだ5人の女子生徒たちは、そこにクラスメートの明がいることに気付く。

ところが、女子生徒たちにからかわれた明が溺れてしまって……!?

その翌日、台風が近づいてくるなか、彼女たちが通う中学校ではさまざまな事件が発生して……!?

 

ディレクターズ・カンパニーがシナリオ募集コンクールの入選作品を映画化した本作。

台風の接近とともに、常軌を逸していく中学生たちの危うい姿が強烈な傑作です!

映画ファンならこれは観ないといけないやつです!

おすすめ!

 

 

『雪の断章 情熱』

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『雪の断章 情熱』

続いても、1985年に公開された映画『雪の断章 情熱』

出演は、斉藤由貴、榎木孝明、岡本舞、レオナルド熊、伊武雅刀、塩沢とき、世良公則、など。

あらすじ

広瀬雄一は、孤児の7歳の少女・伊織と出会い、自分のアパートへ連れ帰って育てることに……。

10年後──。

雄一は、17歳になった伊織に北大を受験させようとしていた。

ところがそんなとき、事件が起きて……!?

 

これまた度肝を抜かれる超長回しのカットからはじまる映画です。

そして、斉藤由貴さんの登場シーンもまた強烈(笑)

たまにはちょっと変わった映画も観てみたいという方に、おすすめしたい一本です!

 

 

『東京上空いらっしゃいませ』

映画『東京上空いらっしゃいませ』

映画『東京上空いらっしゃいませ』

続いては、1990年公開の映画『東京上空いらっしゃいませ』

出演は、中井貴一、牧瀬里穂、笑福亭鶴瓶、毬谷友子、三浦友和、など。

あらすじ

新人タレントのユウは、スポンサー企業の専務によるセクハラから逃れようとしたことがきっかけで、事故死してしまう……。

そうして天国に昇ったユウだったが、死神をだまして地上に舞い戻ることに!

ところが、地上ではすでにユウは死んだことになっていて……!?

 

牧瀬里穂さんの初々しい姿が印象的!

そして、クライマックスで描かれる「帰れないふたり」の歌唱シーンも忘れがたい一作です。

こちらも面白いですよ。ぜひご覧ください!

 

 

『お引越し』

映画『お引越し』

映画『お引越し』

次は、1993年に公開され、第46回カンヌ国際映画祭・ある視点部門にも出品された映画『お引越し』

出演は、中井貴一、桜田淳子、田畑智子、笑福亭鶴瓶、など。

あらすじ

ある日突然、両親が離婚を前提とした別居をすることになり、母・ナズナとふたりで暮らすことになった小学6年生の漆場レンコ。

自分ではどうしようもない状況のせいで、レンコは次第に、家でも学校でも行き場をなくしてしまって……!?

そんななか、レンコは家族を元の姿に戻すため、ある行動を起こすのだが……!?

 

僕が初めて観た相米慎二監督作品が、この『お引越し』でした。

そして、この一本でやられてしまいました……。

とにかく、断固オススメの傑作です!

すっかり大人の女優さんになりましたが、田畑智子さんのデビュー作でもあります。

映画ファンなら見逃す手はありません。

ぜひご覧ください!

 

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『夏の庭』

映画『夏の庭TheFriends』

映画『夏の庭 The Friends』

続いては、1994年に公開された映画『夏の庭』

原作は、湯本香樹実の同名児童小説。脚本は田中陽造。

出演は、三国連太郎、戸田菜穂、笑福亭鶴瓶、寺田農、柄本明、矢崎滋、淡島千景、など。

あらすじ

小学6年生の男子3人(木山・河辺・山下)は、ふと「人の死」について興味を抱いたことから、近所に住む少し変わったひとりの老人に目をつけた……。

そして、その老人がどんな死に方をするのか見張ることに!

ところがそんなある日、観察を続けていた男子3人は、老人に見つかってしまって……!?

 

ほんわかと暖かい、少年たちと老人の交流ドラマ……を想像していると、ドキリとさせられること間違いなし!

夏休みには、ぜひこういう作品をご家族で観てもらいですよね。

原作小説とともにおすすめです!

 

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『あ、春』

映画『あ春』

映画『あ、春』

次にご紹介するのは、1998年に公開された映画『あ、春』

出演は、佐藤浩市、山崎努、斉藤由貴、藤村志保、富司純子、三浦友和、余貴美子、笑福亭鶴瓶、など。

あらすじ

エリート証券マンの韮崎紘は、逆玉結婚で手に入れた幸福な生活を送っていた……。

ところがある日、そんな紘の前に、幼い頃に死に別れたはずの父親・笹一が現れて……!?

やがて、笹一が実の父親であることが判明し、紘たち家族は笹一と同居することになるのだが……!?

 

これまた傑作映画です。

一見すると平凡なホームドラマにすら感じるかもしれませんが、じっくり見ると、すべてが高度でマジでビビります。

脚本家や映画監督になりたい人には、ぜひ観ていただきたい一作です!

 

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『風花』

映画『風花』

映画『風花』

最後は、2001年に公開された映画『風花』

原作は、鳴海章の同名小説。

出演は、小泉今日子、浅野忠信、麻生久美子、柄本明、尾美としのり、小日向文世、鶴見辰吾、椎名桔平、笑福亭鶴瓶、など。

第25回日本アカデミー賞・主演女優賞にノミネート(小泉今日子)され、相米慎二監督の遺作となった映画です。

あらすじ

酔っ払って起こした万引き事件のせいで謹慎中のキャリア官僚・廉司と、亡夫の残した借金返済のため、幼い娘を故郷の母親に預けて東京で働いているピンサロ嬢・ゆり子。

ある夜出会ったふたりは、ゆり子の故郷・北海道へ向かうことに…‥。

ところが、正反対の性格をしたふたりの旅は、ギクシャクしっぱなしで……!?

 

『風花』が、もう20年前の映画なんですね……。

最近見直したんですが、小泉今日子さんが可愛らしさもあいまって本当に素晴らしいです。

未見の方は、ぜひご覧ください!

 

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まとめ

いかがだったでしょうか?

今回は、映画ファンにぜひ観ていただきたい相米慎二監督の作品をまとめてご紹介させていただきました!

 

気になる作品があったら、ぜひこの機会にお楽しみください!

 

ちなみに僕は、AmazonプライムU-NEXTを利用していますが、どちらも作品数が多く手軽に映画鑑賞ができてオススメですよ。

 

 

というわけで、今回は以上「【映画ファン必見!】相米慎二監督の映画をまとめてオススメ!」でした。

最後までお読みいただいてありがとうございました!

それではまた。

 

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  • この記事を書いた人

Asano Yukiyasu

▶︎映画監督・脚本家|映像制作をやっています。 ▶︎株式会社ノックアウト所属 ▶︎ご連絡はemmanuel.seisaku@gmail.comまで!

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