「はじめての海外ひとり旅」のため、成田空港近くのホテルに宿泊することにしていた僕は、思いがけず波乱万丈の出発前夜を過ごすことになったのでした……。
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ドンムアン空港からバンコク市内に移動する方法
6月某日・午前5時
いよいよ、「はじめての海外ひとり旅」へ旅立つ当日の朝を迎えました!
朝5時頃に起床した僕は、身支度を整えてホテルを出発。
ホテルから空港までは無料の送迎バスを利用して、15分ほどであっという間に成田空港に到着です!
まだ時間はたっぷりあるので、まずは空港にある吉野家で朝定食。
これで、しばしのあいだ日本食とはお別れです。
その後、チェックインカウンターであっさり手続きを終え、出国手続きへ。
のんびりとした休日気分を味わいながら……
さあ、いよいよ出発です!
成田空港からドンムアン空港へ
今回の航空券は、エクスペディアで購入したエアアジア。
質素な旅行ですから、当然エコノミーです。
LCCの格安航空券なので、座席もゆったりしていませんが、まあ7時間弱のフライトなら個人的にはそれほど不満を感じるものではありません。
おすすめ!
飛行機に搭乗すると、僕の隣には、同世代らしき日本人女性がひとり。
飛行機が出発して少し落ち着くと……なんとなく、その隣の女性のことが気になりはじめました……。
髪の毛は長いですが、小麦色の肌で、快活な印象の横顔です。
普段はどんな仕事をしている女性なんでしょうか?
タイ旅行には慣れているのでしょうか?
わりと薄着です。
半袖のシャツに、素足で短い丈のショートパンツを履いています。
でも、現地ではその格好で充分だろうけれど、飛行機のなかは寒くないのでしょうか……?
……あ、なんか、現地の観光ガイドを読みはじめました。
慣れているのかと思いましたが、意外とタイ旅行ははじめてなのでしょうか?
女性のひとり旅は、タイのどんな場所に行くのでしょうか?
……気になる。
気になる!
気になります!
そんなふうに話しかけようかとも思ったのですが……隣に座った見知らぬ男が突然話しかけてきたら……
なんだか不審です!
けれど、こちらは旅のはじまりにウキウキ浮かれている状態なので、このウキウキを共有できるものなら誰かと共有したいのです!
だけど……
もし話しかけて、そんな反応が返ってきたら……悲しすぎます!
旅行がはじまって早々、僕はまるでハムレットのような悩みに頭を抱えてしまいました。
ところが、そんなふうにひとりで悶々としているうちに、機内は消灯時間になってしまいました。
暗闇の中では、さすがに声をかけるのもためらわれ、僕は隣の女性に話しかけることもなく、持参した本を読むことにしました……。
そうして、いつしかうつらうつらとして……いつの間にか眠ってしまいました。
ドンムアン空港に到着!
やがて眼が覚めると、機内にアナウンスが流れています。
眠ってしまえば、7時間弱もあっという間です。
旅のメモ
成田空港を出発したのは、朝9時過ぎ。
7時間弱の移動時間を経たので、日本時間では16時頃ですが、タイとの時差はマイナス2時間なので、現地は14時過ぎくらいでした。
飛行機を降りた僕は、さっそくカバンからスマフォを取り出して、SIMカードの入れ替え作業をすることに。
SIMカードを入れ替えるだけですから、あっさり作業は終了!
携帯電話の電源を入れると……サクッとネット環境が整いました!
もともと入っていたSIMカードは紛失しないように財布の中にインして、いざ入国手続きへ!
20分くらい並んで、無事に入国手続きを終えると……久しぶりのタイへ入国です!
「はじめての海外ひとり旅」が、ついにはじまったのです!
高揚した気分で、足取りも軽やかです。
アラフォーのおじさんが、ひとりでウキウキワクワクしてしまいました。
はたから見たら気持ち悪いだけかもしれませんが、40過ぎてこれほど気持ちが浮つくなんて日常生活ではあり得ませんから、本当に楽しいのです!
というわけで、まずは両替!
レートは若干良くないですが、空港内の両替所で1万円分の両替をして……少しお腹が減っていたので、空港のフードコートで腹ごしらえすることにしました。
そうして、シンハービールとカオマンガイで思った以上にお腹いっぱいになった僕は、タイにやって来たことを楽しく実感しながら、ホテルに向けて出発することにしました……!
ドンムアン空港からバンコク市内へ移動する方法
ドンムアン空港からバンコク市内へと移動する方法はいくつかありますが、僕は前回も利用したバスと電車を利用することにしました。
まず、ドンムアン空港の到着ロビーから外に出ると、すぐ目の前がバス乗り場になっています。
利用するのは、「A1」と表記が出ているバスです。
こちらのバスは運行本数も多いので、今回も5分も待たずにバスがやって来ました!
乗り込むと、バスはすぐに出発。
最初、乗客はまばらでしたが、隣の国内線ターミナルを経由するとすぐに車内は満員に!
利用している乗客は、旅行者と現地の人が半々くらいの割合でしょうか。
再びバスが走り出すと、やがて添乗員のおばちゃんがチケット代金30バーツを乗客から徴収していきます。
はじめて見たときも思いましたが、本当に器用にチケットをちぎって手渡してくれるので、ついつい見惚れてしまいます。
そうして、車窓の風景を眺めながら20分ほど走っていると、バスはBTSモーチット駅に到着!
バスを降りたら、すぐ目の前が、高架になっているBTSモーチット駅です。
前回と同じ道すじなので、迷うこともなくサクサク移動して、さらに20分ほど電車に揺られて……ついに、今回宿泊するホテルがある最寄駅(ナナ駅)に到着したのでした……。
(つづく)
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