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ピケティ『21世紀の資本』をわかりやすく学ぶ|貧富の差の原因とは

2月 1, 2021


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ピケティ『21世紀の資本』をわかりやすく学ぶ|貧富の差の原因とは

 

誰もがはっきりと自覚しているとおり、この世界は、残酷な格差社会です。

そして、どうやら今後もそうした貧富の差は、ますます広がっていくようです。

この資本主義が続く限り……。

 

いきなり身も蓋もないことを書いてしまいましたが、実はこうした真実を、僕はこれまでそれほどはっきりと意識することなく生きてきてしまいました。

 

どうしてはっきり意識することがなかったのか?

その理由はたくさんありますが……大きな要因のひとつは、「お金」に関する知識を得ることに積極的ではなかった、ということがあると思います。

 

けれどいま、「人生100年時代」の人生設計や年金問題、コロナ禍の影響もあって、「お金」に関する知識を身につけよう、金融リテラシーを向上させようと考えている方が多くいらっしゃるように、僕自身も「お金」に関する知識を積極的に学ぶようになりました。

 

僕のような、フリーランスとして「映画」を生業にしている(売れっ子というわけではない)人間は、はっきり言ってこの格差社会の底辺側にいるわけですが……

 

だからこそでしょうか、「若いころから、もっとお金の知識を学んでおけば良かった……」という後悔は募るばかりです。

なぜなら、「時間」こそが資産を増やしていく、もっとも大きな要素だから。

 

というわけで今回は、この「格差社会」が広がっていく理由を理解したいという方に向けて、おすすめ映画をご紹介したいと思います!

こんな方におすすめ

  • 「格差社会」が広がっていく理由を理解したい方
  • 映画で手軽にわかりやすく「資本主義」について学びたい方
  • トマ・ピケティ『21世紀の資本』に興味がある方

 

ピケティ『21世紀の資本』をわかりやすく学ぶ|貧富の差の原因とは

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ピケティ『21世紀の資本』をわかりやすく学ぶ|貧富の差の原因とは

 

今回ご紹介するのは、映画『21世紀の資本』

フランスの経済学者トマ・ピケティベストセラー書籍を、ピケティ自身の監修で映画化したドキュメンタリー作品です。

 

お金持ちは、どうしてお金持ちなの?

どうして「格差」が広がっているの?

資本主義の仕組みや、経済について勉強したい!

 

そんな疑問をお持ちの方には、間違いなく有益な情報がたくさん詰まった映画です。

 

あるいは、『万引き家族』『パラサイト 半地下の家族』など近年話題になった、「格差社会」を扱った映画を興味深くご覧になった映画ファンの方々にとっても、また違った角度からこの世界を考察するきっかけになる刺激的なものだと思います。

ぜひ最後までお読みください!

 

トマ・ピケティ『21世紀の資本』とは?

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トマ・ピケティ

トマ・ピケティ(Thomas Piketty)は、1971年5月7日生まれ、フランス・クリシー出身の経済学者

2014年に刊行された著書『21世紀の資本』は、35カ国で翻訳され、経済学書としては異例の300万部という売り上げを記録し、大きな話題となりました。

 

その『21世紀の資本』でトマ・ピケティが明らかにしたのが、資本主義社会のひとつの残酷な真実でした。

 

それが、こちら。

r(資本収益率)  g(経済成長率)

 

これがどういうことかというと、給与所得の伸びよりも、資本からの収入(利回り益、配当金、利息、貸出料など)の伸びのほうが上回るということ。

 

つまり……

いくらがんばって働いて給料を稼いでも、資産を持っている人との格差は縮まらず、どんどん差がひらいていくばかり……ということが、資本主義社会(つまり、僕たちが生きているこの現実)が続く以上、避けらない事実として明確になったのです。

 

そして、そんな格差拡大に向かう資本主義社会の未来に対して、トマ・ピケティは『21世紀の資本』のおいて警鐘を鳴らしているというわけです。

 

ここまで読んで、「あんまりピンとこないなぁ……」という方もいらっしゃるかと思います。

金融・投資などがあまり身近にない方は、少しばかりハードルを感じるかもしれませんが、まずはその知識に触れてみることも大切!

トマ・ピケティの主張が2時間程度でざっくり理解できる映画は、やはりおすすめだと思います。

 

というわけで、続いて今回のおすすめ映画『21世紀の資本』の内容を見てみましょう。

 

『21世紀の資本』

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『21世紀の資本』

映画『21世紀の資本』は、2020年に公開されました。

出演は、トマ・ピケティ、ジョセフ・E・スティグリッツ、など。

あらすじ・解説

経済学者トマ・ピケティの同名著書を映画化した社会派ドキュメンタリー。

著者ピケティ自身が監修&出演した本作は、経済学書『21世紀の資本』の内容を、専門知識のない人にも理解できるよう、さまざまな映像資料と解説で表現。

過去300年の世界各国の歴史を、「資本」の観点から切り取っていく……。

 

 

おすすめポイント

世界的なベストセラーとなったトマ・ピケティの『21世紀の資本』を、『ウォール街』『プライドと偏見』『レ・ミゼラブル』などさまざまな映画や小説、ポップカルチャー、ニュース映像などを紡ぎながら映画化した本作。

これまでの世界の歴史を振り返りながら、いかにして資本主義が生まれ、発展していったのか? そのおおまかな経緯が理解できる内容となっています。

「いくら働いても、豊かになれない……」

そんな資本主義の秘密を、ぜひ本作を観て確かめてみてください!

 

原作は700ページを超える大ボリュームですから、当然この映画でも、映像とナレーション・インタビューがこれでもかと詰め込まれています(笑)

なので、うっかりしていると理解が追いつかないという部分もあるかもしれませんが、ぜひ多くの方に観ていただきたいおすすめ作品です!

 

映画を観る

 

まとめ

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ピケティ『21世紀の資本』をわかりやすく学ぶ|貧富の差の原因とは

 

あなたは、資本主義の世界が素晴らしいと思いますか? それとも、最悪なシステムだと思いますか?

この資本主義の世界は、今後も続くと思いますか? それとも、崩壊すると思いますか?

 

上記の問いかけに対しては、さまざまな考え方や答えがあると思います。

当然、どれが正しいとか間違っているとか、そういったものではないと思います。

 

僕自身は、「格差」を産まざるを得ないこの資本主義というシステムは、どこか大きな欠陥を抱えているのではないかと思いますが……それでも、この資本主義の世界が近い将来に崩壊するとも思っていません。

 

そんな僕のように(資本主義はしばらく続きそうだと)考える方であれば、「資本主義の仕組み」「お金の知識」を知っておくことは、これからの「人生100年時代」を生きていくうえで、間違いなく必要なもの

 

それを、10代のころに自覚できていたらなぁ……

 

40代になってようやく「お金」について学びはじめた僕は、どうしてもそんな少しばかりの後悔を感じてしまいますが、くよくよしていてもしょうがないので、これからは積極的にそうした知識を学び、活かしていきたいと思っているところです。

 

こんな生き方がしたい。

叶えたい夢がある。

 

そんな志がある若い方にこそ、ぜひ学んで欲しい、そして、知っておいてけっして損にはならない内容が詰まっているのが、今回ご紹介した映画『21世紀の資本』です。

ぜひ、映画鑑賞の参考にしていただければうれしいです!

 

おすすめ!

 

というわけで、今回は以上「ピケティ『21世紀の資本』をわかりやすく学ぶ|貧富の差の原因とは」でした!

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

それではまた!

 

参考書籍

 

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  • この記事を書いた人

Asano Yukiyasu

▶︎映画監督・脚本家|映像制作をやっています。 ▶︎株式会社ノックアウト所属 ▶︎ご連絡はemmanuel.seisaku@gmail.comまで!

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