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【コロナ後はじめての海外旅行(9)】パタヤのウォーキングストリートでゴーゴーバーを調査①
時刻は20時過ぎ。
ウォーキングストリートにあるゴーゴーバーも開店して通りが盛り上がる時間帯です。
ウォーキングストリートとは?
ビーチリゾートとして世界的に有名なパタヤ。
そんなパタヤの観光スポットの中心が、このウォーキングストリートです。
ネオンに彩られたストリートの両脇には、ミュージックバー、ゴーゴーバー、飲食店などが立ち並び、大音量の音楽が鳴り響くなか多くの観光客で賑わっています。
ストリートに並んだ店舗は深夜まで営業しており、路上ではストリートパフォーマンスなども行われています。
コロナ禍の真っ最中には、廃墟のように寂しいウォーキングストリートの様子がYouTubeに上がっていたりしましたが……この旅行をした2023年3月には、ほぼほぼコロナ前と変わらない観光客の多さで、賑わいを取り戻していました!
もしかすると、「パタヤ・ミュージック・フェスティバル」が開催されている週末だからとくに観光客が多いタイミングだったのかもしれません。
とはいえ、この時期はまだ中国人観光客が少なかったので、今後中国からの旅行客が増えてくると完全にコロナ前の賑わいを取り戻すだろうと思われます。
そんなウォーキングストリートの人ごみを、ブラブラと懐かしい心持ちで眺めながら歩いて行って……。
ウォーキングストリートを調査!
パタヤの夜、ウォーキングストリートの調査……といえば、なんといってもゴーゴーバーということになってしまいますね。
というわけで、まずはウインドミルへ入店してみます!
キミもずいぶんと慣れたものだな……。
あひる師匠なら、そんなふうにニヤリと笑ってくれるかもしれません。
なぜなら、ウォーキングストリートの脇道を入ったところにひっそり佇むゴーゴーバー「ウインドミル」は、パタヤ通にはお馴染みの、なんと言いますか、お下劣なと言いますか、破廉恥なと言いますか、まあ、いわゆるそういったアレコレが特徴的なお店だからです。
というわけで、4年ぶりの「ウインドミル」がどのような変化をしているか、調査していきます!
ウインドミル
そうして、久しぶりにやって来た「ウインドミル」ですが……なんと、元の店舗はクローズしていて、その向かいに「ウインドミル2」という名前でオープンしていました。
ちょっと詳しいことはわかりませんでしたが、僕が訪れたタイミングでは、その「ウインドミル2」のみがオープンしている状態でした。
さっそくお店に入って行くと……
元の店舗と同じように1階と2階があり、2階ではコロナ前と変わらぬ破廉恥なアレコレが繰り広げられていました。
お酒を飲みながらそんな懐かしい気分をしっかり味わって……今回は1杯で調査終了。
ウインドミルの調査報告
以前、未成年の売春斡旋で摘発されたこともあるこのお店。
その特徴的ないかがわしさはコロナ前と変わらず、店内は西洋人(ファラン)の客でほぼ満席状態。
詳しいこととかディテールの描写はさすがに憚られるので省略しますが、お下劣さが楽しいお店です。
店舗拡大の可能性があるので、今後また変化していく部分はあるかもしれません。
ピンナップ
関連
ウインドミルを出たあとは、続いてピンナップへ向かいました。
楽しみに店内に入って行くと……
ほぼ満席の店内に、お店の嬢とお客さんがひしめき合っています。
以前と変わらず、若くて容姿の良い女の子も多いです。
ところが……うーん、なんでしょう、この感じ。
理由がちょっとわかりませんでしたが、今回の印象はただ人が多いだけで僕には楽しさがわかりませんでした……。
ピンナップの調査報告
コロナ前と変わらず人気店です。
お店には、若くてキレイな女の子も多いです。
けれど、個人的にはコロナ前に来たときのような「楽しい」感覚はありませんでした。
とはいえ、あくまでこの日の個人的な感想なので、参考程度にお読みいただければ幸いです。
ドールハウス
関連
ピンナップをあとにした僕は、続いて脇道を入ったところにあるドールハウスへ。
お店の女の子に聞いたところ、現在は1階がドールハウス、2階がエレクトリックブルーという系列店のゴーゴーバーになっていて、店内にある階段で行ったり来たりできます。
入店したのはおそらく21時過ぎくらいだったと思いますが、店内が広いこともあってピンナップと比べ物にならないくらいスカスカです……。
ところが……
こちらは逆に客が少ないからか、お店の女の子やスタッフの愛想もよくて、とても居心地が良い!
そして、やはりこのお店もそこそこ破廉恥です。
あえてこういう書き方をしてうまく伝わるかわかりませんが……
お店の女の子たちは、おそらく深刻な衣料品不足に悩まされているのでしょう。
店内はしっかりクーラーが効いているにも関わらず、着てるんだか着ていないんだかわからないような薄っぺらな服しか身につけるものがないようなのです。
なかには、その衣装すら持ち合わせていない人もいます。スカートらしきものを腰に巻いていても、その下に履くべき下着を身につけていないのです……。
完全に、深刻すぎる衣料品不足です。
そして、店の片隅にはなんのために使用するのかまるでわからない小部屋がありました。
扉には、「BJルーム」と書かれています。
まったくもって、意味がわかりません。
わからないんです。
わかりませんよね?
おそらく、これを読んでいる方にもなんのための小部屋かわからないことでしょう。
不可思議な小部屋です。
店の女の子に聞いてみますが、女の子はニヤリと微笑んで答えてくれません。
かと思えば、こんなことを言ってきたりします。
なにがどうなっているのか、まったくもってわかりません。
不思議な小部屋です。
そして、そんな小部屋にはたまに男性客とお店の女の子が連れ立って入って行ったかと思うと……しばらくして、なんだかすっきりした様子で出てくるのです。
いったいあの小部屋のなかではなにが行われているのでしょうか……?
というわけでこの夜、僕はそんな不思議な小部屋と、衣料品不足に直面している女の子たちの姿を眺めながらお酒を楽しみ、調査を終了したのでした。
ドールハウスの調査報告
ウォーキングストリートのゴーゴーバーは、どの店舗もほぼコロナ前と変わらぬ盛り上がりとなっているようです。
ドールハウスはお客さん自体はそれほど多くありませんでしたが、コロナ前と同じく独特の破廉恥さが楽しいお店でした。
不思議な小部屋「BJルーム」の実態については、ぜひみなさんご自身で調査&体験なさってみてください!
ウォーキングストリートの調査報告①
というわけで、この日は「ウインドミル」「ピンナップ」「ドールハウス」の3店舗を調査しました。
その一方、コロナ前に好印象だったピンナップは今回あまり良い印象は受けず、ウインドミルとドールハウスは以前と変わらない楽しさを感じました。
見た目が良い女の子を見て楽しみたいならピンナップ、それよりもいかがわしい楽しさを感じたいならウインドミル、落ち着いて飲みたいならドールハウスがおすすめ……といったところが、個人的な感想です。
そんなふうに4年ぶりのパタヤ初日を楽しみ、調査を終えた僕はバイタク(バイクタクシー)でホテルへ帰還。
心地よい疲れとともに眠りについたのでした。
(つづく)
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