いま、お金の知識を学びたいという方が増えているようですね。
「年金2,000万円問題」によって、これまで以上に「お金の知識」に対する関心が高まったこともあるのでしょうか、本屋に行けば「お金」に関するさまざまな書籍がズラーッと並んでいたりします。
年金2,000万円問題とは?
年金2,000万円問題…… 金融庁の報告書で、「20〜30年間の老後を生きるためには、年金以外に約2,000万円の老後資金が必要になる」という内容が書かれ、大きな話題となりました。
そんなわけで、長期の資産形成に目を向けている方が増えているのは間違いないかと思います。
僕も、これまでお金に関する知識を積極的に学んでこなかったため、数年前から「お金の勉強」や「投資」をはじめました。
金融リテラシーとは?
金融リテラシー…… 金融に関する知識・情報を正しく理解して判断する能力のこと。
今回はそんな方々に役立つ情報として、お金の勉強の第一歩となる「初心者向けのおすすめ本3選」をご紹介します!
こんな方におすすめ
- お金の勉強を始めたい人。
- 将来に不安を感じる人。
- 資産運用に興味がある人。
お金の勉強はどこから始めたらいいの?【初心者向けおすすめ本3選】
今回ご紹介するのは、こちらの3冊です。
『誰も教えてくれないお金の話』|お金の基本をマンガで解説。初級編として、とてもわかりやすくてオススメ!
『金持ち父さん貧乏父さん』|世界中で読まれているロングセラー書籍。お金の知識の基本がわかる必読書!
『臆病者のための億万長者入門』|お金に関するさまざまな疑問に回答しながら、資産運用の常識を教えてくれる指南書です!
さっそく、順番に見ていきましょう。
『誰も教えてくれないお金の話』
最初にご紹介するのは、『誰も教えてくれないお金の話』(著:うだひろえ/泉正人)。
【主な内容】
家計簿って必要なの?
間違った節約
利益を増やす考え方
バランスシートをつけてみる
貯蓄が増えるお金の考え方
間違いだらけの住宅購入
住宅ローンとの賢い付き合い方
お金に苦労しない生き方
老後の不安
子どもにかかるお金
「お金が貯まらない」と嘆く主婦を主人公に、マンガでわかりやすく「お金の知識」を解説してくれるので、とっても読みやすい一冊です。
もしも、あなたがこうした疑問を抱いたことがあるなら、ぜひ手にとってみることをオススメします!
『誰も教えてくれないお金の話』から学べることは?
学べるポイント
支出を把握しなければ、支出は抑えられない!
生活費の余りを貯金するのではなく、貯金の余りを生活費にすること!
たとえば、こうした内容が生活に密着した視点で描かれているため、共感できてわかりやすく、あなたの疑問を解決するきっかけを与えてくれる一冊です。
また、主人公の設定が「カフェを経営している」というものなので、自営業・フリーランスの方などにも実践的で参考になる内容となっています!
お金の勉強をしていると、多くの人が同じことを語っていることがわかります。
それをひと言で言うなら、
どんなにお金があっても、「お金の正しい扱い方」を知らなければ、お金は簡単に無くなってしまう
ということ。
そして、その「お金の正しい扱い方」は、勉強していかないと身につかないものなのです。
『金持ち父さん貧乏父さん』
続いては、『金持ち父さん貧乏父さん・アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学』(著:ロバート・キヨサキ)。
【主な内容】
金持ちはお金のために働かない
お金の流れの読み方を学ぶ
自分のビジネスを持つ
会社を作って節税する
金持ちはお金を作り出す
お金のためでなく学ぶために働く
お金に関する書籍は数多く出版されていますが、驚異的なロングセラーを誇る本書は、まさに「お金の基本図書」といえる一冊です。
「お金がどのように働くかについてまったく習わない人は、一生お金のために働くことになる。」
著者はそう語っています。
そして、人生に大きな違いをもたらす唯一無二の考え方が、次の2点だと言っています。
中流以下の人間はお金のために働く。
金持ちは自分のためにお金を働かせる。
『金持ち父さん貧乏父さん』から学べることは?
学べるポイント
〈資産〉と〈負債〉の差はなにか?
本当の〈資産〉とはなにか?
本書から学べる大きなポイントは、上記の2点かなと思います。
たとえば、「持ち家は〈資産〉ではなく〈負債〉だ」と著者は語ります。
さらに、
「貧乏人の家計は支出ばかり」
「中流の人間は、〈資産〉と思って〈負債〉を買う」
と、次々にお金持ちになるための「考え方」を教えてくれます。
お金持ちになりたいなら、〈資産〉を買わなければいけない。
これは、本書が語る「経済的自由を手に入れるために」もっとも大切なことです。
そして、経済的自由と大きな富を手に入れるためには、「勤労所得」を、「不労所得」と「ポートフォリオ所得」に変えていく能力が必要だということが、説得力を持って語られます。
『臆病者のための億万長者入門』
最後にご紹介するのは、『臆病者のための億万長者入門』(著:橘玲)。
【主な内容】
資産運用を始める前に知っておきたい大切なこと
億万長者になるのは簡単だ!
「金融の常識」にダマされないために
臆病者のための株式投資法
なぜ株式投資に失敗するのか?
FXでふつうのオバサンが億万長者になった理由
「マイホームと賃貸、どちらが得か」に決着をつける
小説・評論・投資術など幅広い分野で数多くの著書を発表している著者が、「資産運用の常識」の数々を教えてくれる一冊です。
① 収入を増やす
② 支出を減らす
③ 資産を上手に運用する
お金持ちになるためには、上記3つの方法しかないと語る著者が、さまざまなトピックと疑問に対して回答していく内容となっています。
たとえば、年金・老後の不安に対しては、
これからは、〈可能なかぎり長く働く〉という生き方が人生の新しい価値になる。
という著者。
『臆病者のための億万長者入門』から学べることは?
学べるポイント
確実に儲かる話は、あなたのところに絶対に来ない。
誰も他人のお金のことを真剣に考えたりしない。
自分の資産は自分で守るしかない。
銀行や証券会社に騙されない「資産運用の常識」を教えてくれる本書。
なかでも印象的なポイントがこちらです。
もっとも合理的な投資法がひとつだけ存在する。
それは、暴落を待って、株価が回復するまでドルコスト平均法で分散投資すること。
ドルコスト平均法とは?
ドルコスト平均法…… 一定の金額で定期的に買い増していく分散投資の方法。
コロナウイルス感染拡大によって、2020年3月に株が大暴落しました。
しかしながら、そうした株価の大暴落は10年に1度あるかないかのチャンスだとも考えられます。
10年間(あるいはそれ以上の期間を)ただただ暴落を待っているのでは、大きな機会損失になる可能性もあるので、いつ投資を始めるかの判断についてはじっくり考えていただきたいポイントでもあります。
そのときヒントになるのが……やはり本書が訴えている大切なポイント、「ゆっくり考える」ことです。
「ゆっくり考えることのできるひとだけが、資産運用に成功するのだ。」
これも、ぜひ参考にしたい言葉ですよね。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は、お金の知識を学びたいという方々に向けて、お金の勉強の第一歩となる「初心者向けのおすすめ本3選」をご紹介させていただきました!
とはいえ、「節約」も「保険」も「マイホーム購入」も「資産運用」も、それぞれの人生のなかで実践しながら学んでいく部分もあるでしょうし、「考え方」にも千差万別あるかと思います。
今回ご紹介した本も、それぞれ主張していることは少しずつ違っています。
ですので、「お金の知識」に興味のある方は、ぜひ何冊かの本を読み比べながら、知識の幅を広げていくことをおすすめします!
といわけで、「お金の勉強はどこから始めたらいいの?【初心者向けおすすめ本3選】」でした!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
それではまた。
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