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はじめてタイ旅行に行った男(5)俺たちのバンコクナイツ!

投稿日:7月 24, 2019 更新日:


BTSサラディーン駅。

BTSサラディーン駅。

 

BTSサラディーン駅の近くで夕食を食べていた僕とあひる師匠。

夕食の最中に、蚊に刺されてしまった僕が「デング熱」に怯えていると、あひる師匠が唐突に言ったのでした。

 

俺たちは、いまこそ真の冒険へと旅立たなければいけない! 夜のバンコクを観光しに行かなければいけないんだよ!

 

よ、夜のバンコク……!?

 

そう! 夜のバンコクだ! 俺たちのバンコクナイツだ! 夜の大捜査線だ!

 

 前回の記事はこちらへ! 

はじめてタイ旅行に行った男(4)恐怖!バンコクの吸血鬼!?

 

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俺たちのバンコクナイツ!

 

僕たちが夕食を食べていたのは、BTSサラディーン駅のすぐ近く。

その通りをはさんだ向かい側には、日本人向けの歓楽街として有名な「タニヤ通り」があるのです!

 

あひる師匠の豆知識!

「タニヤ通り」は、わずか300mほどの通りに、100店舗以上のクラブやバーが点在していると言われてる! 夜になれば、通りはネオンに輝き、道ばたに並んだ無数の女たちが、通りを歩く男たちに声をかけてくるのだ! 興味のある人は、ぜひ映画『バンコクナイツ』を観て、その雰囲気を感じて欲しい!

 

タニヤ通りですか……そんな恐ろしい場所に立ち入って、ほんとうに大丈夫なんでしょうか? それこそ、ボッタクリ……いや、もっと大変なトラブルに巻き込まれる可能性もあるんじゃ……?

 

不安にかられた僕が問いかけると、あひる師匠は、優しい笑顔で言いました。

 

たしかにそうかもしれないな……夜ともなれば、ここ大都会バンコクの危険度は、否応なく倍増するだろう。

 

ですよね……。

 

そのうえ、キミは蚊に刺されて、いつ「デング熱」が発症してもおかしくない状態だ。まさに、命がけの大冒険となるだろう。

 

……やめましょう。そんな危険な冒険には、チャレンジしないほうがいいですよ。

 

うん、キミが不安に感じる気持ちはよくわかるよ……。

 

でしたら……。

 

だが! キミは、そもそもどうしてタイにやって来たんだ?

 

え、それは……。

 

キミは、「この機会を逃すと、一生タイに行かないかもしれない」と思ったから、この旅行を決意したんだろう?

 

はい、そうです……。

 

だから、「興味はないけれど、タイに行こう」……そう思ったんだったね?

 

はい……。

 

そして、実際にタイにやって来たら、予想に反して、すっかりタイを満喫して大好きになってしまった。

 

そ、その通りです。

 

……キミは、好きになった相手を、もっと知りたいとは思わないのか?

 

……。

 

昼間の顔を見ただけで、相手のすべてを知ったことになるのか?

 

……。

 

せっかくの海外旅行だろう? 俺たちは、昼も夜も、タイを味わい尽くさなければいけないんじゃないのか!?

 

た、たしかに……。

 

俺は、ただの興味本位で、夜のバンコクを観光しようと言ってるんじゃないんだよ! これは、もはや俺たちの義務なんだ!

 

義務……?

 

そうだっ! 誰が好き好んで危険地帯に足を踏み入れるんだ!? そんなわけないだろう? 俺たちは、もうタイを愛してしまっているんだ! そうだろ?

 

はい……。

 

タイを愛した人間には、行きたくなくても行かなきゃいけない時があるんだよっ!

 

……そうですね。

 

わかってくれたか?

 

はい……せっかくここまで来たんですもんね……僕も、タイのすべてを知りたくなってきました。

 

いいぞっ! その調子だ!

 

行きましょう! 夜のバンコクへ!

 

行こう! 俺たちが愛したタイの、もうひとつの顔を知るために!

 

そうして、僕とあひる師匠は、おそるおそる「タニヤ通り」へと足を踏み入れることになったのです……。

 

バンコクの夜・タニヤ通り。

バンコクの夜・タニヤ通り。

 

 

恐怖! タニヤ通りで……!

 

大通りから「タニヤ通り」へ入ってしばらく進むと、すぐにその光景は目に入ってきました……。

 

広い通りの両脇に、若い女性たちが群がっているのです!

 

それぞれの店舗ごとに、呼び込みの女性と、イスに座って声がかかるのを待つ女性たちが、2〜30人ずつズラーっと並んでいます……。

全部合わせたら、数百人……いえ、もっと多いかもしれません。数え切れないほどの女性たちが並んでいるのです!

 

その光景に唖然としながら歩いていると、近くにいた女性が、明るく華やかな笑顔で声をかけてきました。

 

※×△○※×○♫

 

思わずドギマギして立ち止まると、さらにもうひとりの女性が加わって声をかけてきます。

 

※×△○※×○♫

 

あ、あひる師匠! この女、なにか言ってますよ!

 

ああ……どうやら、女を選べと言ってるようだな。

 

え、選ぶって……?

 

いやぁ、それにしてもすごい熱気だ。ワクワクするなぁ!

 

……。

 

すると、声をかけてきたふたりの妖艶な女性が、笑顔のまま近寄って来て、僕に腕を絡めて問いかけてきました。

 

ジャパン?

 

え? イ、イエス……。

 

僕がしどろもどろにそう答えると、今度ははっきり聞き取れる日本語で女性が言いました。

 

アナタ! オンナのコ、えらぶ!

 

いや、その、選ぶって言われても……あひる師匠っ! これは、どういう勧誘なんですか!?

 

自分の好きな女を選んで、店で一緒に飲んで遊ぶんだ。

 

それって……つまり、キャバクラですか?

 

たしかに似ているが、それ以上のサービスが可能な店ばかりだ。

 

それ以上のサービス……。

 

アナタ! カワイイコ、いっぱい! えらぶ!

 

女性たちは、さらに強い力で僕の腕を掴み、座っている女性たちの前に連れて行こうとします。

有無を言わさぬ、強引な勧誘です。

うっかりしていると、ほんとうに店の中まで連れて行かれてしまいそうです!

 

あひる師匠! ど、ど、どうしましょう! 僕たち、いきなり危険地帯のど真ん中に突入してしまったようですよ!

 

僕は思わず悲鳴を上げてしまいましたが、なぜかあひる師匠はニコニコ楽しそうです。

 

おおげさだなぁ。たしかにこんな場所は日本に無いかもしれないが……まだまだ、これは夜のバンコクの、ほんの入口だぞ?

 

え? そ、そうなんですか……?

 

タニヤ通りは日本人向けの歓楽街だからな。日本語が話せる女の子もいて、日本人には遊びやすい店ばかりだ。

 

……師匠、やたら夜のバンコクに詳しいですね。

 

当たり前だ! 夜のバンコクについては、とくに念入りに調査したからな! インターネットで!

 

なるほど……やっぱり、インターネットはすごいですね。

 

うむ……とはいえ、油断せず、気をしっかり持てよ! ひとまず、この通りは突っ切るぞ!

 

は、はい……。

 

アナタ! カラオケ! オンナのコ!

 

そう声をかけてくる女性たちをなんとか振り切って、僕たちは通りの反対側を目指しました……。

 

バンコクの夜・タニヤ通り。

バンコクの夜・タニヤ通り。

 

 

恐怖! 怪しいネオンの店で……!

 

息も絶え絶えになりながら、なんとか「タニヤ通り」を突っ切った僕とあひる師匠。

 

はぁ……なんだか、ものすごく疲れましたね……。

 

僕は、グッタリしながらあひる師匠に言いました。

 

少し喉が乾きましたね……どこか入って1杯飲みませんか?

 

そうだな……じゃあ、そうするか。

 

あひる師匠は、そう言ってズンズン歩きはじめると、やがて、とある店の前で立ち止まりました。

 

よし、ここに入ってみよう!

 

見ると、ピンク色のネオンに包まれた、ずいぶん怪しいお店です。

 

ここ……大丈夫ですか?

 

大丈夫だ! 着いて来い!

 

 

僕たちが店に入ると、店のおばちゃんがやって来て、ソファー席に案内されました。

 

おばちゃんがメニューを差し出して、飲み物を頼むよう促します。

 

どうしようかな……じゃあ、コロナ。

 

僕がそう言うと、無表情だったおばちゃんが、とたんにニッコリしました。

 

 

コロナビールの値段がいくらだったかは失念してしまいましたが、なんとなく、シンハービールなどより少しだけ高いものを選んだから喜ばれたような気がしました。

 

どうしてそれくらいのことで……?

 

と、不可解に感じながら顔を上げると……

 

 

どうしたことでしょう!

 

僕たちの目の前には、さらに不可解で思いがけない光景が広がっていたのです!

 

 

あ、あ、あひる師匠! これは……!?

 

あぁ……さすがにこれは、興奮するな!

 

ど、ど、どうして……水着の女の子たちが、たくさん踊ってるんですか!?

 

 

そうなんです。

店の中には、いくつかお立ち台のような場所があり、そこで、水着姿の若い女性たちが30人ほど踊っていたのです!

 

 

師匠、こ、これは……どういうことなんですか……?

 

ふふっ。それはな……ここが、ゴーゴーバーってヤツだからだよ!

 

ゴーゴーバー……。

 

どうやら、「タニヤ通り」を突っ切った僕たちは、いつの間にかその隣にある「パッポン通り」へと足を踏み入れていたようです……。

 

あひる師匠の豆知識!

「パッポン通り」は、屋台が並んだナイトバザールと、数多くのストリップバーが密集した、バンコクを代表する夜の歓楽街だ! ゴーゴーバーの発祥地でもある! ちなみに、男性だけではなく、女性が遊べるゴーゴーボーイの店や、ゲイが集まるエリアなども近辺にあるぞ! あと、通りの2階にあるバーはボッタクリの店が多いらしいので気をつけろっ!

 

 

恐怖! ゴーゴーバーで絶体絶命のピンチに……!?

 

僕とあひる師匠が入ったのは、「ピンクパンサー」というゴーゴーバーでした。

 

僕は、初めて見るゴーゴーバーの光景に圧倒されながらも、極度の緊張を感じていました。

勢い勇んでやって来た夜の大捜査線は、気付けば、危険度マックスな状況に陥ってしまっていたのです……。

 

あひる師匠。この状況、大丈夫でしょうか? 僕たち、「デング熱」が発症するより前に、ここで殺されるんじゃないでしょうか……?

 

バカヤロウ! なに言ってるんだ! 俺たちは、ただゴーゴーバーで酒を飲んでるだけだろ! ここまで来て弱気になるな! 夜のバンコクをしっかり目に刻みつけるんだ!

 

は、はい……。

 

じゃあ、俺はちょっとトイレに行ってくるからな。

 

はい……。

 

 

そうして、思いがけずひとりきりになってしまった僕は、怯えながらも店内の様子を見回しました。

 

すると、近くのお立ち台で踊っていた水着姿の女の子が僕を見て微笑んできます。

20代前半でしょうか、フツーにカワイイ女の子です。

 

……あの子、カワイイなぁ。

 

ふとそんなことを思っている自分に気付いて、慌てて打ち消します。

 

いかん、いかん! アレは、悪魔の微笑みだ! もしかすると、ボッタクリかもしれないぞ。それに、もしかしたら、レディーボーイかもしれない。いや、最悪の場合、ナタで殺されるかもしれない。拳銃で撃ち殺されるかもしれない……。

 

 

気を引き締めて、身構えます。

 

 

すると、またひとり、今度はすぐ近くのテーブルで休憩していた別の女の子と目が合いました。

女の子が微笑みかけてきます。

フツーに美人です。

日本で、街角ですれ違ったら、もしかしたら振り返ってしまうかもしれないくらいの美しさです。

そんな美女が、とびきりの笑顔で微笑んでいるのです。

 

 

 

……カワイイなぁ。

 

 

気を引き締めたはずが、あっさり僕はまたそんなことを考えていました。

 

ああ、なんて恐ろしいんでしょうか!

 

これこそ、タイが「微笑みの国」と言われる所以なのかもしれません……。

 

そんなタイの魔力に驚いていると、その美女がドリンクを飲む仕草をして、「奢って」と甘えた視線で誘惑してきます。

 

……。

 

 

そのとき!

先ほど注文したビールを、店のおばちゃんが持って来てくれました!

 

 

 

助かった!

 

 

おばちゃん、あんた天使だよ! ありがとう!

 

とりあえずビールだ。ビールを飲んで、女の子の誘惑を頭から振り払おう!

 

 

僕は、美女の視線から逃れるため、ビールをグイッとひと口飲みました。

 

 

ふぅ……。

 

 

すると、ホッとひと息ついたのもつかの間、おばちゃんが僕の耳元で言ったのです。

 

 

アナタ! オンナのコ、えらぶ!

 

 

完全に油断していました……。

 

天使かと思ったおばちゃんも、僕を誘惑する悪魔だったのです。

 

 

呆然とする僕に、おばちゃんが身振りで伝えてきます。

 

 

女の子、いっぱい! 誰か選んで!

 

 

思えば、僕が少し高めのコロナビールを注文した時点で、「こいつはカモだ」と狙いを定めていたのでしょう。

おばちゃんは、他の客には目もくれず、僕をロックオンしてきます。

 

誰でもいいよ! 選び放題、遊び放題だよ!

 

 

ふと振り返ると、さきほどの美女が、まっすぐ僕を見て笑顔で甘えてきます。

そして、視線を戻すと、おばちゃんが強引に迫ってきます。

 

ほら、女の子を選んで!

 

 

 

 

 

 

あひる師匠っ! 助けてぇっ!

 

 

僕は、心のなかで叫びました。

 

けれど、あひる師匠はトイレに行ったきり、戻って来る気配がありません……。

 

 

こ、これは……やばいぞ……。

 

 

振り返ると、美女が笑顔です。

 

……くそぉっ……カワイイ。

 

おばちゃんが、耳元で囁きます。

 

あの子、カワイイでしょ! オススメよ!

 

すると、おばちゃんに促されて、美女がとろけそうな笑顔で、ゆっくりと僕のほうへやって来ます……。

 

 

絶体絶命ですっ!

 

僕は、蚊に刺された足をボリボリと搔きながら、恐怖と不安に震えたのでした……。

 

 

(つづく)

 

 

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  • この記事を書いた人

Asano Yukiyasu

【映画監督・脚本家×ブログ】 ▶︎楽しくブログ運営&育成中! ▶︎演劇[エマニュエル]主宰 ▶︎株式会社ノックアウト所属 ▶︎ご連絡はemmanuel.seisaku@gmail.comまで!

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