ついにたったひとりでタイに入国した僕は、空港のフードコートでカオマンガイを食べてお腹いっぱいに! 意気揚々と空港を出発し、バスと電車を利用して宿泊するホテルまでやって来たのでした……。
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はじめての海外ひとり旅(4)あひる師匠からの指令
アデルフィ スイーツ バンコク
今回宿泊することにしたホテルは、ナナ駅から徒歩2分くらいの場所にあるアデルフィ スイーツ バンコクです。
もちろん初めて利用するホテルですが、エクスペディアで写真や口コミなどを参考に選んでみました。
宿泊料金は1泊9,000円程度で、男のひとり旅ならもっと安いホテルでも十分だったんですが……今回はたまの休暇なので、少しだけ贅沢な気分を味わうことにしました。
ちなみに、近くにあるホテル・ハイアット リージェンシー バンコク スクンビットは1泊2万円弱から。
ひとりで宿泊するのはもったいないと感じてしまいますが、日本でハイアット リージェンシー 東京に宿泊すると3万円近くはかかるので、日本に比べたらだいぶお得です。
チャンスがあったらぜひ利用してみたいですね!
おすすめ!
あひる師匠からの指令(1)
ホテルの部屋でひと息つくと、すでに時刻は夕方です。
さっそく散策へ出かけることにした僕は、ナナ駅そばの両替所で追加の両替をしてから、再びBTSに乗車!
向かったのは……
BTSサラディーン駅です!
サラディーン駅といえば……
そう、前回のタイ旅行でもやって来たバンコクで人気の繁華街です!
2018年のタイ旅行記はコチラへ!
前回の旅行で、さんざん恐怖を味わった繁華街です。
サラディーン駅を降りた僕は、そんな危険な繁華街のなか、「とある場所」を探して歩いて行くことになりました……。
その理由は……
前回一緒にタイ旅行を楽しんだあひる師匠から、調査指令を受けていたからです!
そして、そのホテルの中にあるレストランで、たいそう美味しいカオマンガイを出す店があるらしい!
それが本当に美味しいのかどうか?
ぜひ調査して来てくれっ!
そんなわけで、僕は夜の賑わいが活発になるにはまだ少し早い時間帯のタニヤ通りを、ひとりで歩いて行きました……。
雨季のバンコクは、あいにくの小雨。
時間がまだ早いこともあって、通りに出ている女性たちの姿もまだチラホラとある程度です。
そんななか、タニヤ通りを突っ切って、通りを渡って少し左手に向かうと、スターバックスの奥に、目的の「モンティエンホテル」がありました!
ホテルのエントランスを横切って、廊下を進んで行くと……
目当てのお店「ルエントン」を発見!
中華系な印象の店構えで、少し高級そうです。
店の前に出ていたメニューをチラリと覗き込みながら、「入ってみようかな」と考えていたのですが……
そのとき!
僕は突然、とんでもないことに気付いてしまいました!
なんと、僕は……
そして……
というか、まだまだ満腹感が続いていて、とてもじゃないですが新たなカオマンガイを食べる気が、まるでしないのです!
しばし頭を抱えてウロウロしてしまいましたが……
結局、僕は無理はしないことにしました!
すいません、どうしても自画自賛になってしまいますが……
これほど賢明な選択をできる人間は、もしかしたらそれほど多くはいないのではないでしょうか?
そんな感慨にふけりながら、僕は店をあとにしたのでした……。
あひる師匠からの指令(2)
というわけで、この夜の予定が無くなり宙ぶらりんになった僕は、再び小雨のなかを歩き出しました。
すると……
目の前に現れたのは、前回のタイ旅行ではじめて入ったゴーゴーバー「ピンクパンサー」があるパッポン通りです!
2018年のタイ旅行記はコチラへ!
またもや、あひる師匠からの調査指令です!
まるで気は進みませんが、あひる師匠からの指令なので仕方ありません。
刻一刻と変化していく世界情勢を調査するため、僕は気合を入れてパッポン通りに足を踏み入れることにしました……。
ところが!
どんなお店があるんだろうと周囲を見回しながらフラフラ歩いていた僕は、いつの間にやら、怪しいネオンが並ぶ薄暗い通りに迷い込んでしまったのです!
キョロキョロと周囲にある店の様子を伺いながら、その狭い路地を進んで行きます。
けれど、どこか様子が変です……。
タニヤ通りでも、パッポン通りでも、店の前にいるのは多くの女の子たちなのですが……なぜかその通りにいるのは、20代くらいの若い男の子たちばかりです。
そのせいか、通りの雰囲気がまるで違うのです!
さらに、並んだバーの店先にいる若い男の子たちは、物珍しげに僕のことをジロジロと見てきます。
そうなんです!
どうやら僕は気付かないまま、ゲイの人たちが集まるお店が並んだ「ソイ4」という路地に迷い込んでいたようなのです!
そう気付くと、店先にいる男の子たちが視線を送ってくることにも合点がいきました……が、今回の調査指令は、そこまでディープな世界の調査を依頼されているわけではありません。
と、なんとなく申し訳ないような気分になりながら、そそくさと退散することになったのでした……。
(つづく)
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