「ワット・サマーン・ラッタナーラーム」でピンクのガネーシャを存分に堪能した僕は、行きと同様、ソンテウに乗ってチャチュンサオのバスターミナルまでやって来たのでした……!
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ピンクのガネーシャからバンコク市内への帰り道
チャチュンサオのバスターミナルに到着した僕は、チケット売り場でバンコク東(エカマイ)バスターミナル行きのロットゥ(乗り合いバン)のチケットを購入しました。
そう思いながら、乗り場のほうへ行き、なにげなく係りのおじさんに尋ねてみました。
すると!
なんだかよくわかりませんが、どうやら、まもなく出発する便にまだ空席がある模様です。
戸惑いながらも、ロットゥーのドアを開けると……
車内にいたのは、みんな現地のタイ人ばかり!
見ると、はじっこの席がひとつ空いてました。
不安に思って、もう一度、今度は運転手さんに尋ねます。
ここまで順調だった「ワット・サマーン・ラッタナーラーム」への日帰り旅ですが、思いがけないところで緊張感が高まる事態に直面することになりました……。
仕方なく車内に乗り込み、現地のタイ人たちに囲まれます。
そうして、しばらくすると……
ロットゥーが出発!
僕は、タイ人(約10名)に囲まれた車内で、ただただ無事にバンコクに帰り着くことを願ったのでした……。
パニック! ロットゥーが突然停車!?
僕の不安をよそに、走り出したロットゥーは順調に進んで行きました……。
そんなふうにホッとしたのですが……
小一時間経ったころ、なぜかロットゥーが突然停車したのですっ!
いぶかしんでいると、乗客たちが次々に席を立ち、車を降りて行きます。
突然の事態に、思わずパニックになりかけていると……
乗客のひとりが教えてくれました。
落ち着いて外を見ると、たしかにそこはガソリンスタンドでした。
教えてくれた親切な好青年にお礼を言って、僕も車を降ります。
ホッとして、隣接しているコンビニの前でひと息つくことに。
そして、10分ほどのガソリン休憩が終わると、乗客たちがぞろぞろと車に戻って行きます。
偶然に乗り合わせただけなのに、なんだか、みんなで一緒に旅をしているみたいだ。
日本にいたら想像すらしない場所で、まるで知らない異国の人たちと一緒に、一台のロットゥーを待ち、ともに乗り込んで、車に揺られて行くのです。
そんなことを、タイ人に囲まれたロットゥーに再び乗り込みながら、僕はひとりひそかに思ったのでした……。
バンコク市内に帰還!
その後は、とくにハプニングもなく、ロットゥーは無事にバンコク市内へと到着!
しかし、時刻は夕方で、バンコクの渋滞がピークに差し掛かってきていました……。
そう心配していると……
次第に乗客たちが、ひとりまたひとりと、「ここで降ろして」と運転手さんに伝えて適当に降りて行きます。
というわけで、僕もBTSの駅のそばでロットゥーを降り、ホテルの最寄り駅まで7駅ほど電車に乗ることに。
そうして、「ワット・サマーン・ラッタナーラーム」への日帰り旅を終えたのでした……。
バンコクの夜を歩く
その後、ホテルに戻った僕は、部屋で少し休憩してから、夕食を食べに行こうと外に出たのですが……
いつの間にやら、雨が降ってます!
さすがに昨日ほどの嵐ではありませんが、しとしとと雨が降っています。
旅のメモ
タイは、5〜10月が雨季。
旅行案内などで「雨が少ない乾季で快適」だとオススメされているのは、11〜2月頃。
というわけで、ホテルの部屋に備え付けられている傘を借りて、外出です。
この夜は、BTSプロムポン駅から直結しているデパート(エムクオーティエ)のフードコートで夕食を食べました。
そうして、食事を終えたあとは、雨があがった夜のバンコクをぷらぷらと散歩しました……。
気持ちよく歩いていると……
ちょうどBTSアソーク駅とナナ駅の中間あたりに、なにやら楽しそうなスペースを発見しました!
ふらっと立ち寄ってみると、なかには雑貨店や食べ物の屋台が並んでいました!
会場に流れている心地よい音楽に導かれて奥まで行ってみると、小さなステージでは女性ボーカルとギターの2人組が演奏していて、その周囲では若者たちがカジュアルにその音楽を楽しみながらテーブルで食事をしています。
そんなナイトマーケットをぐるっと回ったところで、
そう考えた僕は、会場をあとにして、テクテクと再び歩き出しました……。
目指す場所は……
ナナプラザ!
そうして、その夜、僕はバンコク屈指の歓楽街「ナナプラザ」へと向かったのでした……。
(つづく)
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